大谷翔平だから否定しきれない“嘘報道”に米笑撃 「リアルの可能性も」「ジョークか不明」

ドジャースの大谷翔平【写真：ロイター】

■エイプリルフールに米メディアが公開したのは

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は1日（日本時間2日）、本拠地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で出場する。この日はエイプリルフール。米メディアは試合前に、真偽不明の“謎報道”を投稿。米ファンの間には「素晴らしいエイプリルフールのジョークだ」「オオタニだったら、これがジョークなのかどうか分からない」などと、笑いや困惑の声が広がっていた。

　超人・大谷ならもしかしたら……。嘘であっても簡単に断言できないのが、大谷の凄さを物語る。米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」の公式X（旧ツイッター）が、4月1日のエイプリルフールにある投稿をした。

　大谷とされる人物が、ボールを投げる瞬間の写真が添付されている。右ひじの手術からキャッチボールを再開していたが、この写真はなぜか左投げ。グラブを右手につけ、普段と逆だった。実際に撮られた大谷の写真なのか、何らかの加工が施されたのか、はたまた別人の写真なのかは不明だが、文面にはこうつづられていた。

「ショウヘイ・オオタニは右腕が回復するのを待っていて、ドジャースで近いうちに重要な場面で左腕で投球するかもしれない」「彼はすでに左投げで時速97マイルまで達しており、スイーパーは平均で20インチ以上の変化をする」

　さすがに信じがたい情報で、米ファンからは「素晴らしいエイプリルフールのジョークだ、ああ、ほぼ信じかけたよ（笑）」などとコメントが集まっていた。同社は昨年、エンゼルス時代にも同様の投稿を行っており、エイプリルフールネタの可能性が極めて高そうだ。

　一方で別の米ファンからは、「リアルになる可能性もなくはないよな?!」「オオタニだったら、これがジョークなのかどうか分からない」「彼は良すぎるから、ほぼ信じられるものだな」などのコメントも。前人未到の活躍をしてきただけに、100％嘘だと否定しきれない声も少なくなかった。（THE ANSWER編集部）