大谷を失ったトラウト、10本続いた悲しき記録に米ファン落胆「ショウヘイが助けてくれたら…」
THE ANSWER / 2024年4月9日 21時3分
■レイズ戦に「3番・中堅」で出場し3安打の活躍
米大リーグ・エンゼルスのマイク・トラウト外野手は8日(日本時間9日)の本拠地レイズ戦に「3番・中堅」で出場し、今季5号本塁打を含む5打数3安打2打点の活躍で、チームを7-1の勝利に導いた。打率も.297まで上げてきたが、米スポーツ専門局は最近10本の本塁打の“ある特徴”を指摘。気づかされた米ファンからは「この男を煉獄から出してやってくれ」「かわいそう」といった悲しいコメントが集まっている。
完璧な当たりだった。2-0とリードして迎えた3回の第2打席、カウント2-2から右腕エブリンの速球を強振したトラウトの打球は、中堅手がすぐに見送ったほどの一撃。フェンスをはるかに越えていった。飛距離423フィート(約128.9メートル)、打球速度108.7マイル(約174.9キロ)の特大の一発で、スタンドのファンからの喝采を浴びた。
これで今季5号。レッドソックスのタイラー・オニールと並んでア・リーグトップタイとなった。開幕から6勝4敗で西地区首位となったチームを牽引しているが、米スポーツ専門局「ESPN」公式インスタグラムは「マイク・トラウトのここ10本塁打はソロ弾だった」といった文言をトラウトの画像とともに投稿した。今季5本の本塁打はいずれもソロとなっている。
これには米ファンも「この男を煉獄から出してやってくれ」「この男を解放しろ」「お願いだから、誰か塁に出てくれ」「かわいそうなトラウト」「アンソニー・レンドンに理由は聞くなよ」といった悲鳴のようなコメントが。さらに「彼とショウヘイが同じチームにいると想像してみてくれ」「エンゼルスはオオタニと契約するべきだ」「ショウヘイのような男がいて、彼を助けてくれたら…彼らはWSで勝利できると確信している」など、エンゼルス時代にトラウトの前の打順だった大谷の不在を嘆くような声も聞かれている。(THE ANSWER編集部)
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