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F1角田裕毅がレッドブル昇格候補入りか 独メディア指摘「まだ早いと見なされていたが遂に…」

THE ANSWER / 2024年4月14日 19時33分

角田裕毅【写真:ロイター】

■フェルスタッペンの相棒を探すレッドブル…角田もその候補?

 自動車レースのF1で、現在唯一の日本人ドライバー角田裕毅(RB)が、親チームのレッドブルから熱い視線を浴びている。昨季まで3年連続のワールドチャンピオンに輝いているマックス・フェルスタッペンと来季2025年にコンビを組むドライバーを探しており、ここまで2戦連続入賞で評価を上げる角田も、その候補となっているというのだ。

 ドイツ西部の地方紙が合同で運営するニュースサイト「デア・ヴェステン」が「レッドブル、フェルスタッペンのチームメイト探し――突如、あのドライバーがホットな候補者に」という記事で伝えている。

 角田は今季、第3戦の豪州GPで7位、第4戦の日本GPでは10位と2戦連続の入賞を果たした。現在のF1ではトップ5のチームが固定されつつあり、戦闘力に劣るマシンでその牙城を崩し続けている角田への評価は高まっている。日本GPではF1公式のパワーランキングでも3位タイに挙げられたほどだ。

 記事は「2025年のレッドブルのマシンにマックス・フェルスタッペンと誰が座るのか、これはまだ決まっておらず、チームはベストな候補者を探しているところだ。決定は夏の中断期間とみられている。そこに1人のF1ドライバーが名乗りを上げた。ユウキ・ツノダだ」として、2年連続でコンストラクターズ(製造者部門)のタイトルに輝いている強豪レッドブルのシートを、角田がつかむ可能性があるのではないかと見ている。

 角田はレッドブルの若手育成プログラムで育ち、セカンドチームのRB(旧アルファタウリ)でF1デビューして4年目。目標は親チームのレッドブルへの昇格となる。記事は「その一歩にはまだ早いとみなされていたが、2024年シーズン、23歳の彼はついに求められているレベルに達したようだ」として、ここ2戦の戦績を紹介した。

■「大人になったね」周囲も認める変化…夏までの戦績がカギ

 さらにレーシング・ブルズのペーター・バイヤーCEOは日本GP後、F1を中継する放送局「Sky」の取材に対して「彼の状態は上向きで安定している。驚異的な集中力を見せており、フィジカル面も一段上がっている。強さと粘りがあり、精神面でも一歩成長している。ティーンエイジャーから大人になったね」と成長を認める言葉を残している。

 また、レッドブルの最高顧問を務めるヘルムート・マルコ博士も「彼は4レースで3度(予選の)Q3に入った。安定しているし、ミスをしていたのも過去のこと。無線でコントロール不能に陥ることもなくなった。しっかり成長している」としている。

 記事はバイヤーCEOの「彼は他のチームにとっても気になる存在になるであろうし、レッドブルとしても彼の今後をしっかり見ていく」という言葉を紹介し「彼の将来がどうなるかはまだわからない。現時点では間違いなく上向きだ」とした。「今後ツノダとの関係はどうなるのか、そして彼がレッドブルの(ドライバー)候補なのかどうか、レッドブルは見通しを明かしていない。夏のブレイク期間中に状況がどうなっているかを待つことになるだろう」と夏までのパフォーマンスが大きな判断材料となるとした。

 最後にマルコ博士の「しっかり精査して適切な決断を下す。夏までかかってしまうのは確実だ」という言葉を紹介し「ツノダは自身のパフォーマンスを通して、少なくとも候補者入りをしただろう」と位置付けている。(THE ANSWER編集部)

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