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韓国メディア騒然、サッカー日韓戦に現れた「日本12番目の選手」 FK→パスの珍事を問題視「妨害受けた」

THE ANSWER / 2024年4月23日 16時33分

韓国代表のファン・ソンホン監督【写真:Getty Images】

■日本が0-1で敗れた日韓戦、前半に審判がらみの珍事が発生

 今夏のパリ五輪出場権をかけたサッカーの「U-23アジアカップ」は22日、1次リーグB組最終節を行い、日本代表は韓国代表に0-1で敗れ同組2位通過となった。ただ、試合前半に発生した“珍事”を韓国メディアは問題視。「日本の12番目の選手」「妨害を受けた」などと報じている。

 両チームともに決勝トーナメント進出を決めてからの一戦。韓国のファン・ソンホン監督は第2戦のUAE戦から先発メンバー10人入れ替えて臨んだ。事件が起きたのは0-0で迎えた前半20分。日本のゴールから約30メートル離れた正面で韓国がFKを得た。キム・ドンジンが右サイドに出したグラウンダーのパスしたが、モハメド・アルシャムラニ主審に当たり、キックしたような格好に。まるで、日本ゴール前にスルーパスを入れたような状態になったところでアルシャムラニ主審が自らプレーを止めた。

 韓国紙「スポーツ韓国」は「無気力な韓日戦、主審が最も目立つ」という見出しで、試合そのものを批判的に報じている。すでに8強行きを決めていた両チームの動きを「選手起用をローテーションし、力を抜いた。負傷を覚悟してまで無理する理由がなかった。試合を消極的に進め、前半は枠内シュートすらなかった」と報じた。

 さらに問題の場面を「主審が一番目立つところだった。韓国はこの不思議な場面により、攻撃チャンスを逃した」「試合は後半戦こそ激しくなったが、前半は審判が注目されるほど退屈だった」と伝えている。

 また韓国の専門メディア「インターフットボール」は「フリーキックを妨害した日本12番目の選手?」として問題視。珍事の場面を「苦しい姿を見せた韓国代表は、セットプレーからチャンスを狙ったが主審の妨害を受けた」「故意ではなかったとしても、主審に当たって流れが途切れたのは残念だった」と伝えている。(THE ANSWER編集部)

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