敗北ネリ、再戦希望「もちろん」 素直に脱帽「井上の術中にはまった。文句を言うつもりない」
THE ANSWER / 2024年5月7日 10時33分
■井上尚弥と対戦、初回ダウン奪取も6回TKO負け
ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われ、王者・井上尚弥(大橋)がWBC1位の指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ちした。34年ぶりに開催された東京Dボクシング興行。敗れたネリは病院へ直行し、会見などは行われなかったが、母国メキシコメディアによると井上の実力に脱帽しつつ、再戦を希望しているという。
初回に左フックを井上の顎に着弾させ、ダウンを奪ったネリ。しかし、そこからモンスターに盛り返されると、計3度のダウンを喫し、6回TKOで敗れた。ダメージの色濃いネリは決着後、すぐに立ち上がれず呆然。試合後、井上と健闘を称え合う握手を交わしたが、病院へ直行。関係者からは「本日のネリ選手のインタビューは大事を取って病院に行くため、実施はなしとなりました」とアナウンスされた。
メキシコメディア「アステカTV」は、試合後のネリのコメントを記事で伝えている。その中で井上の実力については「試合では彼の術中にはまってしまった。これは俺のミスでもあるが、彼のペースの試合になってしまった。彼が勝ったことは紛れもない事実であり、それに対して文句を言うつもりはない」と素直に脱帽している。
敗戦直後には母国ファンを中心にエールが届いていたようだ。「俺には本当に、たくさんのファンがいる。リングを降りた後に多くのファンからの愛を感じたし、俺の敗戦を泣いて悲しんでくれたファンもたくさんいた」「本当はチャンピオンとして帰国したかったが、残念ながらそれは叶わなかった」などとも語っている。
井上との再戦希望については「もちろん。いつでも再戦したいと思っている。またここに戻ってきたい。ディフェンスを強化して、もっと強くなり勝つためにここに戻ってきたい」と明言。「勝つことはできなかったが、まだ終わっていない。リングの上で死ぬというメキシコ人らしさは見せることができた」とも胸を張っている。(THE ANSWER編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ネリが“悪童脱却”を否定「俺はバッドボーイだ」 ただし怠惰から卒業「結婚する予定だ」
THE ANSWER / 2024年5月8日 13時33分
-
ネリ、井上尚弥は「強いわけじゃない」 敗北から一夜の強がり発言 「彼は126でも成し遂げる」とも
THE ANSWER / 2024年5月8日 11時36分
-
完敗ネリ、フェザー級に転向示唆「アディオス122」 SNSで再起も宣言「俺は最後まで諦めない」
THE ANSWER / 2024年5月7日 11時7分
-
完敗ネリ、母国メディアに胸張る「間違いなく俺は日本の脅威」「日本で2勝した唯一のメキシコ人だ」
THE ANSWER / 2024年5月7日 9時44分
-
完敗ネリの地元メキシコメディアは井上尚弥に絶望「勝利を予感させたが…」「怪物が世界最強と証明」
THE ANSWER / 2024年5月7日 4時33分
ランキング
-
1大谷翔平、メジャー8冠→5冠に後退 4の0で2試合ぶり無安打…リーグでは7冠
Full-Count / 2024年5月19日 12時38分
-
2今永昇太無双!また7回0封、メジャー最高の防御率0・84もファン落胆 「カブスは今永を無駄にしてる」「援護してあげて!」
iza(イザ!) / 2024年5月19日 8時20分
-
3パ・リーグで珍事! 3試合全てサヨナラ決着は10年ぶり3度目
スポニチアネックス / 2024年5月19日 17時37分
-
4レーバークーゼンが歴史的快挙!ドイツ1部史上初シーズン無敗優勝達成 クラブ初の“欧州3冠”へ弾み
スポニチアネックス / 2024年5月19日 0時28分
-
5男子バレーはなぜ強くなった? バレー記者・田中夕子氏が語るパリ五輪の楽しみ方
産経ニュース / 2024年5月19日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください