今永昇太、球審からボールを受けるたびに見せる日本人らしさに米国人が気付く「大好きすぎる」

パドレス戦に先発登板したカブスの今永昇太【写真：ロイター】

■本拠地パドレス戦でまた好投

　米大リーグ・カブスの今永昇太投手は7日（日本時間8日）の本拠地パドレス戦に先発し、7回0/3を投げて7安打2失点で降板。無失点投球を続けていた8回に逆転2ランを被弾し、無傷の6勝目はお預けとなったが、またも好投で喝采を浴びた。今永の活躍を後押しする米企業は、投球間の“振る舞い”に注目。日本人選手としては珍しくない行動だったが、米ファンから「愛さずにはいられない」「ジェントルマン」と反響が寄せられている。

　丁寧にキャッチした。相手打者を打ち取り、球審からボールを受けるために、ホーム方向に歩み寄った今永。左手で帽子のつばに手をかけ、軽くお辞儀しながら球審からボールを受け取ると、マウンドに戻っていった。

　この行動に注目したのは、Tシャツの制作販売を行う米会社「Obvious Shirt」。公式インスタグラムに動画を公開し、「これはすごい。こんなのテレビで見たことがない：ショウタは新しいボールを受け取るたびに、ホームプレートの審判に頭を下げる。彼のことが大好きすぎる」とつづった。同社は、今永が球場で上半身裸になって自分のことを応援してくれた男性ファンにプレゼントしたTシャツを製作した会社だ。

　日本人選手としては珍しくない仕草だが、米ファンには新鮮に映ったようだ。「彼は私に多くの喜びを与えてくれる！」「イマナガ、フォーエバー」「グレート」「永遠に愛さずにはいられない！」「ジェントルマン」「そうだ。この男はカブスに入るために生まれてきたんだ」とコメントが寄せられている。（THE ANSWER編集部）