フィンランドの学校で銃撃事件 １２歳逮捕の衝撃…生徒３人が負傷

銃撃時間が起こったヴァンター市内の学校（ロイター）

フィンランドの学校で２日、銃撃事件が発生し、１２歳が逮捕された。フィンランド紙「ヘルシンギン・サノマット」が報じた。

２日日朝、ヴァンター市のヴィエルトラ学校ヨキランタ分校で銃撃事件が発生した。１２歳の生徒３人が負傷した。容疑者は逃走。フィンランド警察は同日昼、ヘルシンキ市で容疑者を逮捕した。衝撃だったのは、容疑者が１２歳だったことだ。逮捕時、銃器を所持していたという。

保護者らによると、同校の教室内で銃撃事件があったという。生徒たちは恐怖のあまり学校から両親に電話して、何が起こったのかを話したという。

フィンランドのマリ・ランタネン内務大臣はＸ（旧ツイッター）で「ヴァンターのヴィエルトラ学校で銃撃事件が発生した。多くの家族が今経験している痛みと不安は想像することしかできません」と記している。

フィンランドでは２００７年、１８歳の少年が校内で銃を乱射し８人を射殺する〝ヨケラ高校銃乱射事件〟が起きたことがあった。