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歌手まるりはなでしこの一員! なでしこリーグ公式テーマに続き10日に新曲「春色」配信リリース

東スポWEB / 2024年4月4日 11時42分

愛らしいルックスで支持を集めるまるり

歌手のまるり(27)が、10日に新曲「春色」を配信リリースする。3月に配信した楽曲「brave」は、女子サッカー「なでしこリーグ」の公式テーマソングに起用されるなど、新世代アーティストとして注目されている。男女デュオ「まるりとりゅうが」の無期限活動休止を経て、2022年からソロとして始動。不安を抱えた当時の心境や現在の思いを聞いた。

――「春色」は、「ZIP―FM」と金城学院大の応援ソングプロジェクトとして制作。「春」をテーマに書き下ろした

まるり 出会いの季節でもあるけど、卒業など別れを感じて寂しい気持ちを持つ季節でもある。私も福岡から上京したのが4月1日で、そのときの心境は毎年思い返す。卒業生のみんなは不安もあるとは思うけど、ほっとできるようなメッセージも込めて書きました。

――3月配信の「brave」は、「2024 なでしこリーグ 公式テーマソング」に起用。ソロ転身後、初めて作詞作曲に携わった

まるり braveは「勇敢」という意味で、「なでしこ」の花言葉でもある。応援ソングとしてサッカーやグラウンドという言葉を入れつつ、女性らしさを「恋せよ走れ乙女」という部分に込めました。リーグ開幕の会見や試合にお伺いさせていただいたときに、選手の皆さんはカッコいいイメージだったんですけど、試合後のロッカールームでは同世代の女の子って感じで私と変わらない。選手の皆さんのいろんな姿に会えて、歌詞に確信が持てました。

――影響も受けた?

まるり 作詞はしていたんですけど、まるりとして作曲まで携わったのは初めて。ずっと作曲してたわけではなかったし、少し逃げていた部分はあったかも。選手の皆さんを見て、やっぱり挑戦していかなきゃと自分も奮い立たせられましたね。

――日本代表の「なでしこジャパン」はパリ五輪に出場する。今年、女子サッカー界を盛り上げる楽曲にもなる

まるり 微力ではあるんですけど、この曲をきっかけになでしこリーグに注目する方が増えたら。私もなでしこリーグをきっかけに、私の曲にたどり着いてもらったりして、勝手にチームの一員になっている感覚でいます(笑い)。

――男女デュオ「まるりとりゅうが」としてデビュー。りゅうがさんが喉の療養のため2022年3月をもって無期限活動休止となり、同年5月に優里作詞作曲の「好きだよ」でソロ歌手として歩き出した

まるり 自分の中ではもちろん整理がついて、前向きな気持ちしかなかったんですけど…。最初のころはステージで泣いてしまうこともあった。ファンの方もきっと見てて心配な部分もあったと思うんですけど、この2年間で強くなりましたね。九州女なので、負けてらんねーな!みたいな(笑い)。福岡から東京に来てこのままじゃ帰れない! やっぱりユニットとして立ったステージには立ちたいですし、その時代を超えたいという気持ちはある。ホールツアーができるアーティストになる夢をかなえたい。

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