1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

作曲家・前迫潤哉氏が明かす欅坂46「ガラスを割れ!」日向坂46「JOYFUL LOVE」誕生秘話

東スポWEB / 2024年4月14日 10時31分

作曲家の前迫潤哉氏

AKB48、乃木坂46、Snow Man、NiziUなど数多くのアーティストに楽曲を提供している作曲家の前迫潤哉氏(37)を直撃。「ガラスを割れ!」(欅坂46=現在は櫻坂46)、「NO WAY MAN」(AKB48)などのヒット曲を生み出した背景に迫る。ボーカリスト発掘のため自身でオーディション企画を立ち上げた前迫氏の思いとは――。

――音楽活動を始めたきっかけは

前迫 歌うことが好きで、歌手になりたいと幼少期から思っていました。中学生のときに「ASAYAN」(モーニング娘。や鈴木あみらを輩出したオーディション番組)でCHEMISTRYを見てハマりました。カセットテープに堂珍さんのフレーズを自分で歌って、その後に川畑さんのパートをダビングしたりしてましたね。大学を卒業してから上京して本格的にシンガーを目指してました。渋谷界隈でバイトをしながら自己プロデュースのソロでライブをやったりしていました。

――楽曲制作に携わるようになったのはどうして

前迫 歌をやっていると作曲家の人との出会いが結構あったんです。それでプレゼン用の仮歌を頼まれることも多かった。ある時、知り合いから送られてきた楽曲の仮歌を頼まれたんですが、メロディーや歌詞がない状態で「歌詞とメロディーを適当につけてくれ」と言われたんです。その曲を出したら音楽作家事務所の社長さんが気に入ってくれて「会いたい」と言われて…。そこからまさかのキャリアが始まりました。

――これまでSnow ManやNiziUなど多くのアーティストに楽曲を提供しているが、特にAKB48、SKE48、乃木坂46、欅坂46、日向坂46など秋元康氏が総合プロデューサーを務めるグループに多くの楽曲を提供している

前迫 秋元先生のところに楽曲を提供したのは乃木坂46の17枚目シングル「インフルエンサー」(2017年3月発売)のカップリング曲「Another Ghost」が最初でした。当時、どんなコンペでも書くというスタイルでやっていたんです。年間で150曲ぐらい作っていました。

――Yasutaka.Ishioとの共作となった欅坂46の6枚目シングル「ガラスを割れ」(2018年3月発売)で初のミリオンセラーを記録した

前迫 ガッツリ、カッコよくロックに振り切って作った曲でした。デモも僕がでたらめの英語で歌ってノリがいいように作ったんですよ。アイドルの歌はみんなかわいい方向になると思うんですけどそれとは真逆でいった。それが(秋元康氏に)刺さったのかもしれません。AKB48の54枚目シングル「NO WAY MAN」(2018年11月発売、Yasutaka.Ishioと共作)も同じような形でカッコよく振り切って狙いにいきましたね。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください