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音喜多駿氏 無所属出馬の乙武洋匡氏にズバリ「産地偽装」「一寸先は闇」

東スポWEB / 2024年4月9日 9時42分

音喜多駿氏

日本維新の会の音喜多駿政調会長が9日に自身の「X」(旧ツイッター)を更新し、「『無所属』とはなんなのか。衆議院補欠選挙の構図が固まるも一寸先は闇」と題して私見を述べた。

音喜多氏は「本日も衆議院補欠選挙・東京15区における有力予定候補が出馬表明記者会見を行い、これでだいたい構図が固まった(有力候補が出揃った)と見られています」と切り出し、昨日行われた作家の乙武洋匡氏の会見について言及。

「小池百合子知事が全面バックアップする予定候補の記者会見では、全面的に知事及びその政党のポスターが展開され、それを背にしながら『無所属です。キリッ』と断言する姿にはある種の清々しさを感じるとともに、選挙における『無所属』とは一体なんなのかということを考えさせられる一幕です」と疑問を投げかけた。

続けて「どの政党から応援・支援を受けていようとも、選挙の届け出書類で無所属と出せば選挙における扱いや報道は『無所属』となります。まあ選挙戦略においてどういう立場を選択するかは、メリット・デメリットがあるので各陣営が判断することではあります。とはいえ特定政党の党籍を明らかに持っている人物が『無所属』を強弁するのは、さすがに『産地偽装』ではないかとの指摘はもっともです。このあたりも含めて有権者がどのような判断をされるのか」と述べた。

乙武氏が会見で自民党の裏金問題を非難したことに触れ「そして記者会見で『自民党とカネ』の問題を舌鋒鋭く批判していた予定候補者に、本当に自民党は推薦を出すつもりなのか。出すとすればずいぶん情けないを通り越して、野合も良いところではないか」と指摘。

補選には8人が出馬を表明する乱立状態。最後に「今日の記者会見で構図が固まったと言うより、より見通しが不透明になったという印象を私は受けています」と結んだ。

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