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SMILE―UP.が「ファンクラブ」「版権」の行方を説明 改めて「業務完了後には廃業する方針」を明示

東スポWEB / 2024年4月15日 19時30分

旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.)

「SMILE―UP.」の公式サイトが15日に更新され、今後のファンクラブおよび音楽原盤等の版権の取り扱い方針について説明した。

この日は「昨年10月に発表いたしましたとおり、本年4月より、弊社に所属しておりました28組295名のタレントたちは、株式会社STARTO ENTERTAINMENT(以下「STARTO社」)と契約し、STARTO社に移籍いたしました」と報告した。

また「弊社は補償業務に特化し、業務完了後には廃業する方針に変わりはありません。STARTO社は、弊社とは資本関係を全く有しない企業として発足しており、弊社が今後STARTO社の経営に関与することはありません」と改めて明示し「東山紀之および藤島ジュリー景子は、被害者の方々との対話をはじめとした補償業務に専念し、STARTO社への経営には一切関与することなく、STARTO社の活動からの収益分配を受けることもありません」とした。

タレントのファンクラブ「ファミリークラブ」や、既存の音楽原盤等の版権の行方も注目されているが、これらは「段階的な方法による移管を検討しているところ」だという。

ファンクラブは「本年夏を目処に、弊社から分社し、独立を進めてまいります」、各版権は「当面は弊社とブライト・ノート・ミュージックでの共同保有を続けつつ、段階的に弊社の保有割合を小さくしていく方法を検討しており、現時点では大量に存在する既存の版権の整理と振り分け作業を行っています」と説明した。

報告の最後には「59年の歴史を有する会社の廃業には、乗り越えるべき課題も多く、どうしても時間を要してしまうことがありますが、専門家の助言を受けながら一歩ずつ、補償と共に誠実に着実に進めております」とつづり「どうか見守っていただけますと幸いです」と結んだ。

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