【ソフトバンク】14四死球も…拙攻ドロー モイネロは4回降板「相手にうまく対応されてしまった」
東スポWEB / 2024年4月20日 19時34分
ソフトバンクは20日のオリックス戦(ペイペイ)に延長12回の末、3―3で引き分けた。
先発のモイネロは突如、崩れた。3回一死まで無安打5奪三振とほぼ完ぺきな投球を見せていたが、9番・若月から3連打を食らって失点。今季初先発した3月30日のオリックス戦の6回から続いていた無失点が19回で途絶えると、セデーニョにも適時打を許してしまう。
4回にも3本の長短打を浴びて1失点。今季最短の4回でマウンドを降りたモイネロは、7安打3失点と粘れず「全体的に悪くはなかったけど、相手にうまく対応されてしまった」と肩を落とした。
打線も拙攻が続いた。毎回のように得点圏に走者を置きながら、あと一本が出なかった。2回には育成出身の緒方のプロ初安打を足掛かりに無死二、三塁の好機を迎えたが、甲斐、牧原大、周東が凡退して無得点。5回を終え0―3と本拠地は重くるしいムードに包まれた。
ところが、打線は沈黙したままでもツキがあった。6回、オリックスは5回無失点の東から山田にスイッチしたが、一死から四死球を連発。代わった3番手の阿部も制球が定まらず、山川の中犠飛を挟んで6連続四死球で、鷹はノーヒットで労せず同点に追いついた。
試合はそのまま膠着状態となり、延長戦に突入。10回二死一、三塁では柳田が見逃し三振。11回にまたしても3四球で二死満塁のチャンスをもらったが、牧原大が二飛に倒れた。
結局、14四死球をもらいながら7回以降はゼロ行進。モイネロの後を受けた石川、津森、オスナ、松本裕、藤井、杉山の救援陣は無失点と粘投したが、18残塁と鷹党にとってはストレスのたまる一日となった。
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