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【新日本】NJC覇者・辻陽太が混迷のIWGP戦線に嫌悪感 ホブス挑戦認めた団体を糾弾

東スポWEB / 2024年4月23日 5時15分

NJCで優勝した辻陽太

新日本プロレスの辻陽太(30)が、混迷するIWGP世界ヘビー級王座戦線(現王者はジョン・モクスリー)に物申した。早くも3戦先まで決まっている挑戦者の乱立ぶりに加え、流出先の米AEWでの唐突な王座戦決定を団体が容認したことを猛批判。「NEW JAPAN CUP(NJC)」覇者として、IWGPの価値を守る重要性を説いた。

辻が内藤哲也に敗れた6日両国大会以降のIWGP戦線は激動の一途をたどっている。12日(日本時間13日)の米シカゴ大会で内藤からベルトを奪取したモクスリーは、5月4日福岡大会で成田蓮を挑戦者に迎え撃つ。その勝者には11日(同12日)のシカゴ大会で海野翔太が挑戦することが早々に決まった。

ところがこれらの発表があるにもかかわらず、何と24日(同25日)の「AEW DYNAMITE」でモクスリーがパワーハウス・ホブスとV1戦を行うことが緊急決定。3戦先まで挑戦者が決まる異例の事態に怒り心頭なのが、NJC制覇という正当な手段を経て挑戦にたどり着いた辻だ。

「IWGPの価値はどこにいったんだと。モクスリーが王者として承諾したのであれば、王座戦をやる権利は確かにある。問題はそこに何も言わない新日本プロレスですよ。X(旧ツイッター)で『タイトルマッチ電撃決定!』みたいな、あの感じは何ですか。そこに違和感を感じないのかなと。嫌悪感しか感じないし不愉快ですよ」と断罪した。

さらに「ならNJCやG1は何のためにあるのか。すごい選手なのかもしれないけど、NJCに優勝しなくても、新日本にかかわりのない、新日本に来たこともない選手がいきなり最高峰のベルトに挑戦するのはおかしな話でしょ」とホブスの挑戦資格を疑わない団体を糾弾。「そもそもその選手はビザ持ってるのかと。仮にベルトを取れたとして、福岡に来れるのかって話ですよ。いつまでIWGPにリスペクトのないAEWに、尻に敷かれてるんだと。自分たちで最高峰の価値を落としている、この状況は打開しなきゃいけないと思ってます」と危機感をあらわにした。

早期にIWGP戦線へ舞い戻りたい気持ちは強いが、すでに3番手まで挑戦者が決まっている現実は受け入れるしかない。「それもそれでおかしな話ですけど、そこに割り込むような、AEWのような品のないことは俺はしない。ただいつでもいくチャンスは狙ってます」と言い切る辻は5月3日福岡大会でのデビッド・フィンレーとのシングル戦からの逆襲を予告。「実力は確かだと思ってるし、倒せれば勢いもつく。ベルト戦線に返り咲く第一歩ですね」と必勝を誓った。

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