1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 格闘技

【新日本】成田蓮は混迷のIWGP戦線を歓迎「俺が王者になったら海野のタイトルマッチは中止」

東スポWEB / 2024年4月26日 5時8分

成田蓮

新日本プロレスの成田蓮(26)が、IWGP世界ヘビー級王座戦線(現王者はジョン・モクスリー)にさらなる混迷をもたらす。米AEW所属のモクスリーは、24日(日本時間25日)の「AEW DYNAMITE」でパワーハウス・ホブス(33)の挑戦を退け初防衛に成功。5月4日福岡大会で当初の予定通りモクスリーに挑む成田は、至宝流出による王者の権限拡大を歓迎し、身勝手な青写真を明かした。

モクスリーはホブスのパワーファイトに苦戦を強いられながらも、最後はリアネイキッドチョークでギブアップを奪取。試合後には竹下幸之介が姿を現し挑戦をアピールした。

それにしても約15年ぶりに他団体流出となった最高峰王座は、早々に迷走している。当初の新日本の発表では、モクスリーの初防衛戦の相手は成田だった。ところがその前にAEWマットでのV1戦が実現してしまった。

結果的に後回しにされた格好の成田だが、改めてモクスリーとの福岡決戦が正式決定。本紙の取材に応じると「別にどっちが来ても同じだったけどな。俺に負けるためにわざわざ日本に来るのがモクスリーになったってだけだろ」と豪語した。

むしろ成田は、今回の王座戦を巡るドタバタを歓迎しているという。一体どういうことなのか。「モクスリーが好き勝手にやって容認されるんだったら、俺も好き勝手やってもいいってことだからな。いい前例作ってくれたんじゃねえか?」とニヤリ。「勝手にやっていいんだったら、勝手にやらなくったっていいんだよな? だったら俺が王者になったら、海野のタイトルマッチは中止。恨むなら師匠のモクスリーを恨むんだな」と、5月11日(日本時間12日)の米カリフォルニア大会でIWGP世界王座挑戦が決定している海野翔太との防衛戦を一方的にボイコットする意向を示した。

そもそもモクスリーは海野との師弟対決を熱望していた。これを妨害したのが成田で、本来ならトップコンテンダーだった海野が3番手に回されているという理不尽な事態が発生している。しかし成田は「やりたいなら勝手にノンタイトルでやってろ。その代わりそんな誰も見たくない師弟対決は、王者の権限で第0試合にしてもらう。EVIL社長も認めてくれるだろうよ」と通告した。

もちろんAEWマットで挑戦表明した竹下も認めない。「誰だよ、そいつは。俺が王者になったら、俺が認めるヤツとしかやらねえんだよ」。結局福岡決戦でどちらが勝っても、AEWに好き勝手にされるのか、ハウス・オブ・トーチャーに好き勝手にされるのかの二択しかない。IWGP世界王座を巡る混乱が収束することはなさそうだ…。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください