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乙武洋匡氏 つばさの党の〝選挙妨害〟で存在感UP「潮目変わるかも」と陣営手応え

東スポWEB / 2024年4月24日 6時16分

再三妨害を受ける乙武氏

9人の候補者が乱立する衆院東京15区補選(28日投開票)に無所属で立候補した作家の乙武洋匡氏(48)がジワジワと存在感を発揮しつつある。

各社の情勢報道によると立憲民主党の酒井菜摘氏(37)がリードし、他の候補者が追いかける展開。都民ファーストの会幹事長の尾島紘平氏は「社によっては(乙武氏が)2位と報道している。我々の体感としてはまくれる範囲です」と話した。

そんな乙武氏の悩みの種となっているのが同補選で立候補しているつばさの党の根本良輔氏(27)の陣営。同陣営が他の候補者の街頭演説に押しかけ、大音量で質問を浴びせる行為が続いている。乙武氏は昨日の街頭演説も安全確保のため中止となった。同陣営の行為について松本剛明総務相は23日の会見で「選挙運動の自由を暴力などで犯す行為は公職選挙法上の処罰になりうる」と言及。

しかし、この日も乙武氏が選挙カーで江東区内を走行中、遭遇した同陣営の車両に追いかけられた。その後に東京・亀戸の商業施設前で行った街頭演説にも再び乱入。根本氏が聴衆の女性の足を踏み、転倒する場面もあり、この日も警察が出動する騒ぎとなった。あまりの混乱ぶりに応援に駆け付けていた国民民主党代表の玉木雄一郎氏が対応。根本氏の質問に丁寧に回答し、その場を収めた。

乙武氏は「各陣営すごく疲弊しています。何より有権者の皆さんに申し訳ない。現行法でも適用できるのであれば、しっかり取り締まって、各陣営の主張を聞いていただける環境を確保いただきたい」とお願いした。

乙武氏は21日にも暴漢に襲われそうになるなど受難続き。しかし乙武氏陣営関係者は「故石原慎太郎さんの小池(百合子)さんへの厚化粧発言のように潮目が変わるかもしれない」と話す。2016年の都知事選で対抗馬の応援に駆け付けた石原さんが小池都知事に対して「大年増で厚化粧の女には任せられない」と発言し、炎上。小池都知事は「顔にアザがあるので医療用のものを使っている。そのことをご存じないのでは?」と余裕の笑みで対応し世論を味方に付けた。

「こういう形で取り上げられるのは乙武氏にとって不本意かもしれないが、逆に有権者から応援したいと思われ、浮動票が動くかもしれません」(同)

乙武氏は逆境を力に変えることができるか。

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