桂由美さん訃報は「大安」避けた 湯川れい子氏「いろいろな事情がおありに…」
東スポWEB / 2024年4月30日 13時27分
「ブライダルの伝道師」と呼ばれたファッションデザイナーの桂由美(本名・結城由美)さんが亡くなっていたことが30日、公式サイトで発表された。94歳だった。
桂さんの訃報をめぐっては、音楽評論家の湯川れい子氏が4日前に意味深な投稿をしていた。
4月26日にX(旧ツイッター)で「今日はまだ呟けませんが、明日あたりは世の中に出るニュースですけれど、今日は本当にショック!!な出来事がありました」と匂わせ「いかに毎日。一日、一日が大切かと言うことを、心して生きたいものです」とつづった。
この日、桂さんの訃報が伝えられると、湯川氏は「この思わせぶりな私の呟きが、ずいぶん沢山の方に不愉快な思いをおさせしたことは、結果として認識しています。ショックだからと言って、マークを入れた不謹慎さも、今だから解ります。ブライダルがお仕事でしたから、きっといろいろな事情がおありになった事でしょう」と反省。続けて「桂由美先生が、去る4月26日にご他界されたと言う訃報が、本日正式に発表されました。改めてご生前のご厚情と、楽しかった想い出に深く深く感謝申し上げます」とコメントした。
別の投稿では「本当に、前日にお元気な先生とご一緒していたので、まさか、まさかと信じられませんでした。5月、6月はブライダルの季節。発表をギリギリまで遅らせなければいけない事情もおありだったのでしょうね」と訃報を公表するタイミングについて、試行錯誤があったのではないかと推察した。
桂さんが主に活躍したブライダル業界では、結婚式や披露宴の日取りを重要視する。最も縁起が良いとされるのは「大安」だ。
そうした観点から考察すると、桂さんの訃報が流れた30日は「赤口」で、祝いごとでは「仏滅」より避けられる凶日とされる。ちなみに前日29日は「大安」だった。
また湯川氏の言うように5~6月は結婚式が多い季節。そこにかからないよう月終わりの30日に公表したのかもしれない。
桂さんは1932年4月24日生まれ。1964年に日本初のブライダルファッションデザイナーとして活動を開始した。翌年、日本初のブライダル専門店をオープン。日本のブライダルファッション界の第1人者としてパリや米ニューヨークなど世界各国30以上の都市でショーを行った。
93年に外務大臣表彰、19年に文化庁長官表彰を受賞。昨年11月には絹文化の発展に貢献した功績を称え、蚕糸功労者最高賞「恩賜賞」を受賞している。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
桂由美さんは94歳で亡くなる寸前までパワフルに仕事 1日で「九州→大阪→東京」移動も
東スポWEB / 2024年5月1日 5時20分
-
「信じられない」 逝去の桂由美さん、亡くなる“1週間前”にお世話になったユーザーが追悼と感謝 「幸せになります」
ねとらぼ / 2024年4月30日 20時19分
-
勝野洋&キャシー中島夫妻、桂由美さん追悼 45年前の結婚式から“サファイア婚”まで交流「愛があって強い人でした」
ORICON NEWS / 2024年4月30日 17時35分
-
菊地亜美、桂由美さんとの思い出振り返り追悼「カフェでお茶しない?と言ってくださって…」
ORICON NEWS / 2024年4月30日 15時42分
-
〝ブライダルの伝道師〟桂由美さん死去 94歳 キャシー中島、三原じゅん子氏ら追悼
東スポWEB / 2024年4月30日 12時28分
ランキング
-
1Number_i、“盆栽”テーマの新曲「BON」完全初披露 和とヒップホップの融合に視聴者興奮「やばっ!」「えっっっぐい」
ORICON NEWS / 2024年5月17日 21時47分
-
2「宝塚の伝統を汚す」と非難された全裸、60代でもミニスカ…黒木瞳(63)が“異次元の若見えお婆ちゃん”になるまで
文春オンライン / 2024年5月17日 19時0分
-
3香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月18日 9時26分
-
4中森明菜、6年半の沈黙を破るファンイベントは「1公演7万8430円」 会場として有力視されるジャズクラブは近藤真彦と因縁
NEWSポストセブン / 2024年5月18日 7時15分
-
5高橋一生&飯豊まりえは「17歳差」婚、元カノの年齢に注目集まる 「並んでも違和感が一切ない」「キツい」
J-CASTニュース / 2024年5月17日 18時14分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください