【陸上】世界陸連会長が中立選手の立ち位置を疑問視「スポーツの完全性を保証できない」
東スポWEB / 2024年5月4日 21時37分
世界陸連のセバスチャン・コー会長は、依然としてロシアとベラルーシの選手に対して強固な姿勢を貫いている。
国際オリンピック委員会(IOC)は昨年12月にパリ五輪出場の条件を満たした場合、ロシアとベラルーシの選手が「中立選手」としての出場できるとの見解を公表。しかし、世界陸連は資格停止処分を継続している。
ロシアメディア「スポーツ」はコー会長の考えを紹介。「私たちはスポーツの誠実さについて話している。私が下した決定は、理事会にて満場一致で支持された。スポーツの誠実さやウクライナ選手の健康をこれほど無視する国を、世界選手権や五輪に招待することはできない。それはパスポートや政治に関するものではなく、スポーツの誠実さに関するものだ」と語った。
その上で「中立選手というステータスを導入したのは世界陸上だったが、多くの人々がそれは機能しないと言った。それから数年間、人々はこのステータスを受け入れてきた。私たちは状況を分析し、いわゆる中立的な選手の地位はもはやスポーツの完全性を保証できないという結論に達した」と言い切った。
最後には「ロシアとベラルーシの選手の復帰基準を精査している。私は十分な経験を積んでいるので、状況は変わりうるということを理解している。ただ、現時点では一昨年2月の決定以来、何も変わっていない」と明言。やはりロシアがウクライナ侵攻を終結させなければ、事態の好転はなさそうな状況だ。
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