1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

近未来を感じるデジタルものづくりカフェ オシャレな店内にハイテクマシンが!

東スポWEB / 2024年5月5日 10時14分

店内にも近未来感があります(提供:FabCafe Tokyo)

【今日もひとりで謎喫茶「FabCafe Tokyo」】今回お邪魔したのは「FabCafe Tokyo」さん。渋谷駅から道玄坂を上った先にある、とても現代的な雰囲気のカフェです。

こちらの特徴は何といっても“ものづくり”体験ができるということでしょう。そもそも「FabCafe」の「Fab」は、Fabrication(製造・ものづくり)という言葉に由来する活動のこと。物を作る文化を広める場として、「FabCafe Tokyo」は2012年に開業したといいます。現在は国内で計5店舗が営業中。台北、バルセロナ、メキシコシティー等にも開店し、世界各地に広がりを見せているそうですよ。そして第1号店である渋谷の店舗でも、外国籍のスタッフが数多く勤務中とのこと。そのためインバウンド観光客や、都心に勤務する海外の方もよく来店しているのだとか。さらにコンセント・Wi―Fiも完備されていて、ちょっとしたテレワークにも最適です。あらゆる面で時代の先を行っているカフェ、ということなのでしょう。

店内には、さまざまな素材を切り取って加工できるレーザーカッターや、紫外線で特殊インクを硬化させて木やアクリル等に画像を印刷するUVプリンター等、ハイテクマシンが勢ぞろい。個人ではなかなか手が届かない精密機械を使って、少し“未来”を感じる工作が体験できます。こちらでは定期的に工作教室が開催されていますし、ホームページから体験コースを予約することもできます。友達や家族を誘ってグループで工作することもできるといいますから、お子さんやお孫さんと一緒に先端技術に触れてみるというのも面白そうです。

せっかくですからぼっち記者もレーザーカッターを体験させていただきました。しかし当然ながら私は初心者中の初心者。コースとしては簡単にできるというコインケース作りを選びました。材料には当日ご対応いただいた、Fabディレクターの坂井貴菜さんオススメの「ポークレザー」(ブタの革)を使用。牛革よりもゼラチン質が豊富ということで、レーザーが当たった部分の焦げが出ず、後処理の必要がないそうですよ。喫茶店に通うことで、まさか革にまで詳しくなるとは思いませんでした。どんな企画でも長く続けてみるものですね…。

まずはPC上で、レーザーでコインケースに彫ってもらう文字を入力します。愛社精神が強い自負はありますから、小さく「東京スポーツ」、そして大きく「TS」と彫ってもらうことにしました。データを専用のソフトに転送すると、勢いよくレーザーカッターが稼働! セットした革に彫られていく文字を見ながら、「この機械も渋谷に運ばれて、まさか“東京スポーツ”と彫ることになるとは思わなかっただろうな」としみじみしてしまいました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください