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BOZESTYLEの夢は海外進出「あいつら頭叩いてるぜ!と言われたい」【インタビュー後編】

東スポWEB / 2024年5月5日 21時14分

演奏を披露するBOZESTYLE

【銀の盾に聞いてみた】スキンヘッドに装着したスイッチでの演奏が人気の、「BOZESTYLE」にインタビュー。後編では演奏の裏側にある努力や、視聴者とのニーズのつかみ方、これからの目標について、メンバーにじっくり語ってもらった。

――これまで演奏した中で一番難しかった曲は?

小林 「アンパンマンのマーチ」かな…。

合津 あー、確かに。

小林 伴奏まで再現しようとすると、メロディー担当、伴奏担当ってきれいに分けられなくなるんですよ。立ち位置の関係もありますし、1つの頭に付けられるスイッチの数にも限界があるので、メロディーを演奏ながら伴奏の一部を肩代わりする必要も出てくるんです。そうするともう手がゴチャゴチャして。

ニコラス ハンドベルの演奏に近いとは思いますけど、それをもっと細分化しているようなイメージですね。

小林 動画だけでは、誰が何の音を出しているか分からないと思います。本当に機械仕掛けのように動いているので。

――練習時間も長くかかりそうです

ニコラス 難しい時は練習だけして、後日撮影することもあります。最初のころは長編1曲に3、4か月はかけていたかな。

――覚えるコツはありますか

ニコラス 自分がメロディー・伴奏も含めて、一度図に書き起こすんです。BOZESTYLEでは「頭蓋譜(ずがいふ)」って呼んでまして。(ニコラス氏、オリジナルの「頭蓋譜」を取り出す)

――全く見たことのない譜面ですね…

3人 まあないでしょうね(笑い)。

ニコ 本当は動画でも見せたいですけど、見せたところで分かってもらえないと思うので。ちなみにこれは人気のゲーム「UNDERTALE」の曲をフルでやった時の譜面です。

小林 それからこれは僕が書いたYOASOBIの「夜に駆ける」なんですけど…。

ニコラス これは数千年後に出土しても解読できないね(笑い)。

合津 この番号は何を指してるんですかってなっちゃう。

――では日常で耳にした曲の「叩きやすさ」を考えることも?

ニコラス ありますあります!

小林 この曲はゆっくりだけど難しそうだよね、みたいな話もします。

ニコラス 「アンパンマン」を経て、イメージではない実際の難易度が分かるようになってきましたね。

――若い世代に向けてどういった選曲を?

ニコラス これに関しては完全にリクエストです。TikTokを始めた時から、知り合いから視聴者のリクエストにしっかりと答えることが大事と聞いていたので。

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