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【中日】開幕二軍スタートのビシエドの現状は? 井上一樹二軍監督をSKE48・熊崎晴香が直撃

東スポWEB / 2024年5月7日 11時18分

熊崎晴香(右)に熱い思いを語った中日・井上二軍監督

中日・井上一樹二軍監督(52)をドラゴンズ応援大使を務めるアイドルグループ「SKE48」の熊崎晴香(26)が直撃。熱血二軍指揮官の激アツインタビューを前・後編の2回にわたってお届けする。中日二軍は現在、ウエスタンリーグで首位争いを演じているが好調の要因は? さらに来日8年目で初の二軍スタートとなっているダヤン・ビシエド内野手(35)についても聞いた。

【中日・井上一樹二軍監督〝激アツ〟インタビュー 前編】

熊崎 中日の二軍が好調です(※6日現在21勝14敗2分けで首位・ソフトバンクと1・5ゲーム差の3位)。

井上監督(以下、井上) 選手には勝つ意識を持てという話をしている。相手がいいピッチャーだったからしゃあないとか、経験の浅い選手だからしゃあないとかはない。成績でモチベーションも変わるし、負けに慣れてしまってる体質を変えてないといけない。一軍に行った時に「俺は何をすればいいんだろう」って迷うことがあっちゃダメなんです。「代走で出たこの場面だったら俺に求められているものは、三塁まで進まなきゃいけない」とか「俺に守備の出番があるかもしれない」というように、常にくるくるアンテナを回してほしい。勝つためのどこかのピースになれるんじゃないかということを考えさせる上で、まずは二軍で勝ちへの意識、自分の必要性、どうやったら自分は出場できるかってことを常に意識として持たせたい。今日もミーティングをやった時にも「みんな試合出たいんだろ」「出たくない奴いるか」っていうことをあえて言った。みんな出たいに決まってる。試合に出たい、出たあかつきには何をする。チャレンジをしてできないんだったら、それはもう鍛錬しかないよっていう。それの繰り返しなんだろうね。

熊崎 一軍に上がってチーム初の完投勝利を挙げた松葉投手も、井上監督が沖縄二軍キャンプのMVPにされていた。井上監督がそうやって選手を燃えさせているのが(二軍の)チームが今、好調な理由なのでは?

井上 人それぞれ性格ってある。昔の小学校、中学校の頃を思い出せば、すごく目立つひょうきんな子や、ガキ大将のような子とかいたじゃない。それはね、どのチームにもいると思うんですよ。だから、チームがちょっとおとなしいなっていう時にあえてそいつをつつくというか、そこから波紋のように広がっていく相乗効果っていうのはすごく使うようにしてるよね。「それぐらいしかできないの?」とか「そんな遅いスイングしかできないの?」みたいなことであえてあおるというか、そうすると「そんなことないです」「見てください」ってなるでしょ。

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