八村塁は今オフにトレード濃厚と米メディア続々報道「来季戻ってくる可能性は低い」

八村塁（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

米プロバスケットボールＮＢＡレイカーズの八村塁（２６）が、今オフにトレードで退団する可能性が高まっている。

プレーオフ１回戦で昨季覇者のナゲッツに敗れて今季が終了した八村。昨オフに３年５１００万ドル（約７８億円）の大型契約を結んだが、今オフはトレードでの放出が濃厚になっている。

米誌「スポーツイラストレーテッド」は「レブロン・ジェームズがフリーエージェントで別のチームと契約するか引退した場合、レイカーズは現在のロースターの一部をトレードすることで、リセットボタンを押そうとする可能性がある。トレイ・ヤングやザック・ラビーンのようなスターを獲得する契約には、八村が関与する可能性が高い。レイカーズがさらなる戦力の獲得に突き進む場合、どのような契約であっても、それに見合った八村の大型契約が必要となるだろう」と八村がトレード要員になると指摘した。

また地元メディア「ＬＡスポーツハブ」も「八村は依然として堅実なロールプレーヤーであり、ベンチから有能な時間を提供することができる。しかし、彼には年俸１７００万ドル（約２６億円）の価値はなく、レイカーズのチームに特に適しているわけでもない。ロサンゼルスには、もっとシュート力とディフェンス力が必要だ。より適任のロールプレーヤーと置き換える必要がある」とチーム再編の中でトレード要員になると予想する。

そして「レイカーズがこの夏、ドノバン・ミッチェルやトレイ・ヤング、あるいは別のオールスター級の選手とトレードするなど大物を狙っているのであれば、ほぼ確実にサラリーマッチの目的で八村を契約に含める必要がある。これらすべての要因が組み合わさって、彼が来季戻ってくる可能性は低い」と退団が濃厚との見解を示した。

八村は名門を去ることになるのか、オフの動向から目が離せない。