藤岡弘、「仮面ライダー」後の３０～４０代を反省「謙虚さを失い、傲岸になっていた」

藤岡弘、

俳優の藤岡弘、（７８）が８日「Ｘ」（旧ツイッター）を更新。「仮面ライダー」以降を振り返り、当時の振る舞いを反省する文章を投稿した。

２５歳の時に特撮「仮面ライダー」の本郷猛役で一躍、国民的な人気俳優となった藤岡。しかし、その後苦労した時代があり「仮面ライダー以後、私の最も苦しかった時代は三十代から四十代の十数年間だった。二十代の頃の謙虚さを失い、傲岸になっていた。身体を壊し、自らを律する必要性に直面した」と振り返った。

特に４０代に入ったころ、体調を崩すなどのトラブルに見舞われ、芸能活動を一時停止するなど苦境に追い込まれた。

こうした苦難について藤岡は「あの事故の時の経験は、まだ完全に私の血肉とはなっていなかったのだ」と分析している。

これは「仮面ライダー」の撮影中、大腿骨複雑骨折の重傷を負ったバイク事故を指しているものと思われる。事故に遭った時の苦しさを忘れ、傲岸な気持ちになっていた…ということを反省しているようだ。