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中国・陳夢が逆転五輪単代表決定的で「王曼昱の五輪切符が盗まれた!」とブーイング噴出

東スポWEB / 2024年5月13日 13時54分

パリ五輪シングルス代表を決定的にした陳夢(ロイター)

卓球の強豪・中国で、パリ五輪女子シングルス代表選考をめぐりブーイングだ。卓球の世界ツアー、サウジ・スマッシュ(ジッダ)女子シングルス決勝で、東京五輪金メダルの陳夢(中国)が世界ランク1位の孫穎莎(中国)を下し、優勝した。

中国女子のシングルス代表残り1枠を王曼昱と競う陳は今大会、平野美宇(木下グループ)、張本美和(木下グループ)、準決勝では早田ひな(日本生命)と日本3強を下し決勝進出した。

一方、王曼昱はインド選手に早々に敗戦。2月の世界選手権団体戦(釜山)で日本勢などに敗れたことで、中国で突如設定された〝外国人に負けたら五輪選考ポイント減点〟ルールにのっとり、3000点減点に。これで陳が逆転で選考ポイントで2位に浮上。現在最強の孫にも勝ち優勝ボーナスも手にし、ポイント的にはパリ五輪シングルス代表を決定的にした。

しかし、伸び盛りで日本人キラーでもあった王曼昱が落選濃厚となると、中国のSNS上では、異論が噴出だ。中国メディア「網易」によると、「なぜ王曼昱は外国人選手に1敗しただけでシングルス出場を逃したのか?」「パリ選考レース中は、王曼昱のほうが陳夢より成績が良かった。王曼昱アジア大会や世界選手権でも優勝し、女子シングルスでプレーする資格が陳夢より十分ある」と、突如設定された外国人敗戦減点ルールが不公平だ、と声高に主張する声が上がった。

さらに「馬琳は早田戦の前に陳夢に夜中3時まで指導した。同じことを王曼昱にしていたか?」「馬琳は間違った戦術を王曼昱に教えたのでは」などと馬琳監督がひいきしているとの声も。同メディア「捜狐」によると、「王曼昱の五輪切符が盗まれた」と強く抗議する人も出てきている。

正式な代表発表はこれからだが、どんな結果となっても熱い議論が交わされそうだ。

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