「これは本当に嫌」「我慢できない」目黒蓮が〝確執報道〟に怒り 大竹しのぶが代弁

目黒の言葉を代弁した大竹

女優の大竹しのぶが４日、ＮＨＫラジオ「大竹しのぶのスピーカーズコーナー」に出演し、月９「海のはじまり」（フジテレビ系）で主演を務めるＳｎｏｗ ｍａｎ・目黒蓮をめぐる一部報道に怒りの声をあげた。

自身初の月９主演に挑んでいた目黒だが、やはり多忙を極めていたようで先月１５日から体調不良により活動を休止していたことが発覚。これに伴い一部週刊誌が、ドラマの撮影現場でスタッフと演者間で衝突が起き、目黒が精神的に追い詰められていた疑惑を報じていた。

大竹は「酷暑の中、すごい大変なスケジュールで、本当にスタッフさん全員大変だったと思うんですけれども、主演の目黒くんが少し体調を崩しまして、ドラマがストップしたんです」と静かに切り出し、一連の報道の〝真相〟を明かした。

「なんていうのかな…。ほんと嘘ばっかりだったんですよ。（現場が）嫌な雰囲気で、蓮くんが病気になったっていうことでスケジュールがますます過酷になって、（スタッフが）台本を投げつけたりとか『やってらんないな』みたいな、そんな雰囲気だっていうのが載ってて。今回のスタッフさんは本当に素晴らしいスタッフさんで、このスケジュールにも関わらず、怒鳴り声とか叱る声とか、全くその負の声っていうのは１つも上がらない、本当に素晴らしいスタッフさんだったんで、週刊誌って嘘ばっかり書くんだなって思ったんです」

一方、報道では厳しい撮影スケジュールに大竹が怒りの声を上げたことも報じられたが「それはですね、本当なんです（笑い） そこだけ本当だったんです！」と爆笑。もちろん、嫌味を言ったわけではなく、大竹らしくチャーミングに〝不満〟を言うことで、現場の空気を和ませる意図があったようだ。

「久しぶりに私が蓮くんと会った時に『僕やしのぶさんは芸能人だから悪く書かれてることに慣れちゃってる部分があるけども、僕はこれは本当に本当に嫌なんです』『こんな素敵なスタッフの人たちが悪く書かれたりするのだけは我慢できないんです』って言ってて。でも、私のは本当じゃない、ってまた言ったら『しのぶさんだってそんな言い方してないじゃないですか！』って。すごい彼は本当に真面目で、スタッフさん思いで、いい子だなってまた改めて思いました」

大竹は最後に「本当、嘘って怖いなって思いました」とポツリ。「しょうがないですね。私たちは。実際に自分が信じられる人の言葉だけを信じて生きていきたいなって思っております」と複雑な声色で語った。