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【テニス】ジョコビッチの豪州ホテルの食事〝汚染発言〟が波紋 専門家「荒唐無稽な告発」

東スポWEB / 2025年1月10日 17時38分

ノバク・ジョコビッチ(ロイター)

男子テニスで四大大会シングルス24勝を誇るノバク・ジョコビッチ(セルビア)の〝汚染発言〟が波紋を呼んでいる。

英紙「ガーディアン」によると、ジョコビッチは新型コロナウイルス禍の2022年にオーストラリアに入国できず足止めとなった際、ホテル滞在中に提供された食事が重金属で汚染されていたと説明。その上で「セルビアに帰ってきた時に、公には誰にも話したことはないが、私の体内の重金属濃度が非常に高かったことがわかった。鉛、非常に高いレベルの鉛と水銀が検出された」と語ったという。

ジョコビッチは新型コロナウイルスのワクチンを未接種だったため、手続きの際に亡命希望者と同じホテルに滞在していた。ただ、食糧政策を研究するダミアン・マガンジャ氏は「荒唐無稽な告発だ。可能性は非常に低いと思う。オーストラリアに生息する魚介類の水銀濃度は比較的低い。水銀が体内に蓄積して中毒を起こすには時間がかかる」との見解を述べた。

さらにシドニー大学で公衆衛生学の研究をするキャサリン・フレミング博士は「臨床検査の結果なしに、(ジョコビッチの)重金属中毒の発症と摂取した食品との因果関係を示すのは難しい」と説明した。

この一件に対し、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は「私が見ていないコメントには反応しない。ジョコビッチ選手の幸運を心から祈っている。全豪オープンの期間中、コート上で最高の活躍を期待している」と大人の対応を見せた。ただ、ジョコビッチは徹底抗戦の構えを見せており、騒動は長引くことが予想される。

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