【卓球】張本智和が妹・美和から受けた〝忠告〟 父の誕生日を「忘れるなよと」

準々決勝に駒を進めた張本智和

卓球男子でパリ五輪代表の張本智和（智和企画）は、妹の美和（木下グループ）から〝忠告〟を受けていた。

連覇のかかる全日本選手権（２４日、東京体育館）では、５回戦で英田理志（タカシマアカデミー）を４―１で下し、６回戦でも有延大夢（Ｔ．Ｔ彩たま）に４―１で勝利。２５日の準々決勝進出を決めた兄は「しっかりどちらもいいスコアで勝てたと思う。レシーブが大きな問題なく返すことができたので、自分のペースに持っていけた」と振り返った。

この日は父・宇さんの誕生日。ただ、母・凌さんの誕生日も１月であることから、兄は「両親の誕生日はいつも曖昧で…。妹はすごく覚えている。昨日〝忘れるなよ〟と言われた」と苦笑い。妹からの指摘を受けた兄は、就寝前に父へボイスメッセージを送ったという。

両親への誕生日プレゼントは一般できょうだいＶを達成することだ。兄は「妹のジュニアの優勝はささやかながらかもしれないが、お互いのシングルス優勝でお祝いできるように頑張りたい」と宣言。快挙で両親に感謝の思いを伝えることはできるか。