「おひとりさま」は気楽?さびしい?シチュエーション別メリット・デメリット
LIMO / 2019年11月22日 18時45分
「おひとりさま」は気楽?さびしい?シチュエーション別メリット・デメリット
自由気ままで、気楽に思われがちな「おひとりさま生活」。でも本当はメリットや楽なことばかりではありません。今回はそんなおひとりさま生活のメリット・デメリットをエピソードを元に、さまざまなシチュエーションに分けてくわしくご紹介します。
シチュエーション1.職場編
既婚・未婚に限らず一人で行動するおひとりさまへの風当たりが強い職場。デリカシーのない言葉を投げかけられることもしばしばです。
職場でとくに風当たりが強いのが、未婚女性のおひとりさま。年齢が高くなればなるほど、「ずっと1人でいるつもり?」など、無責任に心配されてしまうことも多いですよね。その反面、ボーナスの時期には「独身だとボーナスを自由に使えていいね」などと、やっかまれることもあります。将来のために貯蓄をするなど、おひとりさまは自分で考えて行動しなくてはいけないことも多いのに、「独身=責任がなくて楽」というような言動はなんだかやるせなくなりますよね。
未婚・既婚に関係なくランチタイムに1人で過ごしていたり、プライベートでつきあう友人が職場内にいなかったりすると、「つきあいの悪い人」といわれてしまうデメリットもあります。たまたま所属している部署に女性の同僚がいない、昼休みや終業時間があわせづらい勤務形態など、職場内の人と一緒に行動しづらい状況もあるのに、人間関係を作るのが苦手な人と思われるのは心外ですよね。
何かと嫌な思いもしがちな職場でのおひとりさまですが、メリットがないわけではありません。とくに仕事の時間が厳格にきまっていないフレックスタイム制を取り入れている会社では、自分が集中しやすい時間や仕事のはかどる日程を選んで、出社するなどおひとりさまだからこそ自由がきくというメリットもあります。
シチュエーション2.買い物編
ファッションアイテムなどを購入する買い物のシチュエーションでは、おひとりさまのメリットが多いものです。1人での買い物であれば、気になっていたショップに気軽に入って、好きなものがなければすぐに出るということもできますが、友達や知人と一緒の場合にはそうもいかないもの。相手の趣味にあわせて興味のないショップに入ったり、買い物が終わるまで待っていなくてはいけなかったりということもありますよね。
そんな気軽なおひとりさまの買い物シーンですが、困ったことがないわけではありません。1人だと話しかけやすいのか、店員との会話に時間をとられてしまう、キャッチセールスに遭遇しやすいなどのデメリットも存在します。話しかけられたくない場合や、はっきりと断るのが苦手という方の場合には、店員と目を合わせない工夫やイヤホンで音楽を聴くなどの対策がおすすめです。
シチュエーション3.飲食店編
女性のおひとりさまにとって、悩みの多いシチュエーションが飲食店。最近ではおひとりさまに配慮された席が用意されている店も多くなりましたが、ラーメン店や焼肉店などには今でも1人で入りづらいという方も多いですよね。ときには周りにいるほかの客が「さびしそう」や「友達いないのかな?」など、気まずい言葉を発しているのが聞こえることもあります。
そんなおひとりさまにとって過ごしやすいのが、カウンター席しかない店や1人客の多い店。カウンター席では店員とのコミュニケーションが取りやすく、おいしいメニューのレシピを教えてもらうといったメリットもあります。1人客の多い店では、通常では接点のないほかの客と話すなど、自分の世界を広くするチャンスも。
シチュエーション4.旅行編
買い物や飲食店と同じで、気楽に自分の好みを優先できるのが、おひとりさまの旅行です。同行者がいると自分の好きな場所やグルメばかりを優先することはできませんが、1人であれば何も気にせずに旅行先で好きな行動を取れますね。
1人での旅行であれば、急に予定を変更することや、現地に行ってから飲食店を決めるといった、そのときの気分や天候にあった旅行を臨機応変に楽しむこともできるというのも、おひとりさまの旅行のメリット。友達との旅行でありがちな旅先でのケンカがないというのもストレスが少なく、旅行を満喫できるポイントです。
そんな自由で楽しいおひとりさまの旅行でも、デメリットはあるものです。ホテルの部屋によっては、1人で泊まるよりも複数人で泊まるほうがお得なプランも多く、出費が増えるといった悩みも。ツアーの旅行に参加した際には、「何でツアーに1人で参加しているの?」といった、不審げな視線を向けられたというエピソードもあります。
シチュエーション5.住宅編
おひとりさまの生活の拠点、家についてもメリットとデメリットがあります。
メリットは住む場所を自分で自由に決められるというもの。家賃や行動範囲にあわせて、自分にぴったりの家に住むことができます。もし住んでみてから、気に入らない点が出た場合には、自分のペースやタイミングで転居できるというのもメリットですね。インテリア好きなら、家具や小物にこだわった好みの住居を作れるというのもうれしいポイント。
反対に1人暮らしのデメリットは、自分だけで家賃を払わなくてはいけないので、広めの住居や人気のエリアに住みづらいというものです。ほかにも年齢が上がった場合には、親や兄弟などに保証人を頼めなくなり、賃貸契約などが結べなくなる可能性もあるというデメリットも。
メリット・デメリットを理解して楽しいおひとりさま生活を
さまざまなシチュエーション別に、おひとりさまのメリットやデメリットをご紹介しましたが、いかがでしたか?気楽で気ままに見えるおひとりさま生活にも、不便な部分や嫌なことがあります。でもそんなメリットやデメリットをよく理解すれば、生活や行動が楽になります。自分の行動などを見直して、楽しいおひとりさま生活を過ごしてみましょう。
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