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夫婦3組のお金のモヤモヤ「子どもより趣味」「使途不明金が多い」「ぜいたくしすぎ」どう解決した?

LIMO / 2019年11月26日 19時45分

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夫婦3組のお金のモヤモヤ「子どもより趣味」「使途不明金が多い」「ぜいたくしすぎ」どう解決した?

結婚すると、お金の管理をどうしたらいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。面と向かって夫婦で話し合いができればいいのですが、そうはいかない場合もあるでしょう。お互いに気になる「お金の使い方」もあるはずです。

そこで今回は、パートナーのお金の使い方で気になること、そして改善のためにやったことについて、既婚者3人に話を聞いてみました。

趣味に使い過ぎ?

30代Aさんは、旦那さんが趣味にお金を使いすぎるところにモヤモヤしたと言います。「旦那の趣味が車やバイク、ゴルフなどお金を使うものばかり。別に趣味を楽しむのは自由だし、リフレッシュのためにもそういう楽しみがある方がいいと思っていたけれど、結婚すると別問題が生じてきた」と話します。

毎月5万円ほどの出費が旦那さんの趣味で消えていたという結婚当初。子どもがいないうちはそれでもいいと思っていたAさんも、30歳になった頃からモヤモヤするようになったと言います。

Aさんと旦那さんは同い年、30歳を過ぎたら子どもをと考えていたのだそう。しかし、30歳を過ぎても趣味にお金を使ってばかりで子どものためにと節約することも、貯めることもなく1年が過ぎた頃、Aさんが耐えきれずに旦那さんに話し合いを持ちかけました。

そして改めて「そろそろちゃんと、将来のことを考えよう」と伝えたところ、意外とすんなり話を聞いてくれたのだそう。「お互いにちゃんと話をしなかったから、子どものこともお金のこともなんとなく流れてしまっていた。ちゃんと話し合おうと言って機会を設けることが大事だと思った」と話してくれました。

確かに、夫婦の間でもちょっと触れづらいことはあると思います。その代表的なものが子どものこと、そしてお金のこと。ちゃんと話し合いをしたら、Aさんの旦那さんは毎月趣味に使うお金をセーブして貯金に回してくれるようになったそう。

大人であっても、大事な話を切り出すのが苦手な人は少なくないと思います。しかし、大事な話こそいつまでも話し合いを避けていてはいられませんよね。自分から言ってみるのも大事です。

使途不明金が多い?

30代のBさん夫婦は、結婚してからも財布は別々のまま暮らしていました。Bさん自身、結婚しても、出産しても働くつもりで、結婚当初から夫婦の財布は別々でいいよねと話していたのだそう。しかし、Bさんの妊娠後、思ったよりもBさんの体調が不安定で早めに産休を取ることにしたあたりから、財布が別々だと不便なことがわかってきたと言います。

「旦那のほうから、これを機に財布は一緒にしたほうがいいのではと提案があった。1年くらいなら自分の貯金で何とかなると思っていたから旦那からの提案は意外だったけれど、ありがたく財布を一緒にさせてもらった。でも、そうなるとそうなったで気になることが出てきてしまった」とのこと。

それは、旦那さんの使っているお金に使途不明金が多かったこと。Bさんは妊娠中の不安定な精神状態もあって、浮気を疑ってしまったと言います。

「実際は使途不明金のほとんどは、旦那が何の考えもなしにグルメを楽しんだり、後輩に奢ったり、隠していた趣味のパチンコに行ったりしていたくらいだった」とのことで、不安がるBさんのために旦那さんが内訳をはっきりさせてくれたと言います。

その代わり、パチンコは内緒にしなくてもいい、趣味の範囲で楽しむならOKとしたBさん。「元々パチンコが絶対ダメだという考えではなかったし、破産するほどのめり込まなければいいと思った」と話してくれました。

Bさんが育休から復帰してからは、お互いの給与から生活費と貯金を決まった割合で出し合い、残りの使い道についてもお互い明確にしていくことにしたそう。「やましいことは何もしていないし、別に隠す必要ないよねと自然に開示するようになった」とのこと。

お互いに不快感なく開示できるのなら、そのほうが余計な疑いを持たずに済みます。ただ、全部を開示することに抵抗がある人もいるでしょうから、お互いに譲歩できる範囲にしておきましょう。その妥協点を見つけることから始めるのも重要です。

夫婦間の金銭感覚のズレでモヤモヤ?

Cさん夫婦は結婚当初、金銭感覚のズレでもやもやしたと言います。「妻の実家が割と裕福で、金銭感覚があまり合わなかった。結婚するまで気付かなかったのが迂闊だと思ったけれど、時すでに遅し。最初はすり合わせに苦労した」とのこと。

食材の選び方も服を買うお店も、ワンランクもツーランクも奥さんのほうが上だったそう。付き合っていたときにはそれほど気にしなかったことであっても、結婚するとその金銭感覚の差にモヤモヤしたと言います。

「妻の稼ぎの中から買っていたからいいかと思ったけれど、将来の貯蓄のことを考えるとそうも言っていられない。妻に『それ高くない?』と言ったり『そんな高いものを買う必要はなくない?』と言っても理解してもらえないうえ、買い物にケチをつけられたと思って機嫌が悪くなってしまう。それではダメだと思った」と言います。

そこで、金銭感覚のモヤモヤはすり合わせをしていくしかないと悟ったCさん。奥さんと毎月デートしながら、楽しくお金のことを話し合う日を作ったと言います。

「楽しい雰囲気で話し合いができると、お金に対してポジティブな感覚になってくる。『じゃあ来月は今月より1万円生活費を減らしてみよう』などとゲーム感覚で楽しく話ができるようになるし、『子どものためにとりあえず100万円貯めよう』と将来の話も明るい気持ちでできるから、特別なディナーデートをしながらお金の話をするのはオススメ」と話してくれました。

まとめ

いかがでしたか。3人ともそれぞれ工夫してパートナーとお金の問題を解決していました。しかし、3人とも最初からスムーズに事が運んだわけではありません。色んな方法でトライしてみて、お互いにフィットする方法を探った結果です。もしパートナーのお金の使い方にモヤモヤしても、諦めないで試行錯誤を繰り返してみましょう。

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