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家計簿が続かない! ズボラな人のための簡単家計管理術

LIMO / 2020年1月2日 9時45分

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家計簿が続かない! ズボラな人のための簡単家計管理術

老後資産2000万円問題や社会保障費の増加など、将来の不安を煽るようなニュースが毎日のように流れています。
きちんと家計を管理して貯金を増やさなくては…と考えている人も多いでしょう。

家計をきちんと管理して貯金を増やすには、家計のキャッシュフロー、つまり一定期間の収入と支出、収支残高といったお金の流れを把握し、定期的にお金の使い方を見直すことが重要です。

そして、お金の流れを把握するには家計簿をつけることが大切なのですが、こまめに家計簿をつける作業がどうにも苦手という人もいるのではないでしょうか。

おしゃれな家計簿を買ってみたり、家計簿アプリをインストールしてみたりして、毎回きっちりレシートをもらうようにしたものの、ちゃんと記録したのは最初の数日だけ。

その後はひたすらレシートが溜まっていき、溜まったレシートの多さにさらにやる気をなくして、結局家計簿の大半が白紙のまま…ということを繰り返している人もいるかもしれません。

そこで、家計簿が苦手で家計管理がうまくいかないという人でも続けやすい、簡単家計管理術を紹介していきましょう。

準備するのは預金通帳だけ

今回紹介する家計管理術に必要なものは、預金通帳だけです。すでに持っている預金通帳でかまいませんので、自分が生活していく上で1番使い勝手が良いと感じる銀行の預金通帳を選ぶとよいでしょう。

そして、給料の振込や家賃、水道光熱費といった固定費の引き落とし、クレジットカードの利用代金の引き落としなどを、すべてその預金通帳にまとめます。

すると、通帳記帳をするだけで、1カ月の収入と支出、入出金があった日付や支払先、収支残高といった家計簿に必要な情報が預金通帳に記録されるため、自分で家計簿をつける手間がなくなるのです。

食費や日用品費、交際費などは記録されませんが、このような支出は「給料日にまとめて予算を引き出す」などルールを決めておけば、1カ月でいくら使ったかは把握できます。

決めた日以外に資金を引き出さないようにして予算内でやりくりするようにすれば、節約意識も身に付きますし、予算オーバーで赤字になることも防げるでしょう。

預金通帳で家計を管理する時のポイント

「預金通帳を家計簿代わりにする」という単純な管理方法ですが、実践する時に押さえておくとよいポイントがあります。

ポイント①:貯金だけは別の預金通帳に分ける

預金通帳を家計簿代わりにする時は、入金や引き落としをできる限り1つの預金通帳にまとめることが重要です。

複数の預金通帳に分けると、どの預金通帳にいくら入金され、どこにいくら支払っているのか、お金の流れが掴みにくくなってしまうからです。入金忘れで料金未払いを起こすなどのトラブルも起こりやすくなります。

ただし、貯金だけは預金通帳を分けておきましょう。貯金を同じ通帳に保管すると1カ月の収支残高と貯金が混ざり、正確な収支残高がわからなくなってしまいます。

給料が入ったら、まず始めに貯金する金額を貯金用の通帳に移す、定期預金で自動的にお金が移動されるようにしておくなど、いわゆる「先取り貯金」をすると着実に貯金が貯まっていきますよ。

ポイント②:レシートは残しておく

食費や日用品費のために引き出した予算が月末に足りなくなった時は、何にお金を使いすぎてしまったのかを振り返ることが大切です。

ですが、預金通帳には、食品や日用品購入用の予算として引き出した金額しか記録されないので、後で使い道をチェックできるようにレシートを取っておきましょう。

日付順にノートなどに貼りつけておくとチェックしやすいですが、わざわざノートに貼るのは面倒くさいという人は、1カ月分ずつ袋などに分けて保管するだけでもかまいません。

ネットバンキングでさらに手軽に

「定期的に銀行に通帳記帳に行くのが面倒」というかなりのズボラさんは、ネットバンキングを利用するという手もあります。

ネットバンキングであれば、わざわざ銀行に出向かなくても、いつでもスマートフォンやパソコン、タブレットなどで口座の入出金履歴を確認できます。

振込や貯金用口座への資金移動も24時間ネット上でできますし、あらかじめ振込予約や資金移動予約をしておけば、自分で操作しなくても指定した日に自動的に振込や入金が行われます。

また、いくつかの銀行においては、紙の通帳に手数料を導入しようという動きもあります。まだネットバンキングを利用していないという人は、今のうちにネットバンキングに変更して使い方に慣れておくのもいいかもしれませんね。

ネットバンキングの注意点

とても便利なネットバンキングですが、ネットバンキングの入出金履歴を家計簿代わりにする場合に注意したいことがあります。

それは、「最長6カ月まで」「最高400件まで」など、入出金履歴の閲覧期限や表示件数の上限を設定している銀行が多いことです。

過去の記録をチェックしたいという時に、閲覧期限や表示件数の上限を超えていてチェックできないという可能性があるので、念のため1カ月ごとなど期限を決めて、ネットバンキングの入出金履歴をダウンロードして保管しておくようにしましょう。

おわりに

家計簿が苦手で続かないという人でも、預金通帳をうまく活用すれば、家計のキャッシュフローを把握することができます。紙の通帳でもよいですが、ネットバンキングを利用すればさらに手間が省くことが可能になるでしょう。

キャッシュフローが把握できれば、何にお金を使いすぎているかなどを見直すきっかけになりますし、家計管理がうまくいかない原因がわかれば、その解決方法も考えられます。無料ですぐに始められる方法なので、なかなか家計簿が続かなかったという人は、ぜひ一度試してみてくださいね。

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