節約効果絶大!?SNSでも話題の「無買デー」を継続する5つのコツ

節約ブロガーなどやりくり上手の主婦の間でも注目されている「無買デー」。その名の通り買い物をせずに一日を過ごすことなのですが、これが節約に効果絶大と話題なんです。買い物をしないと聞くと「なんだか難しそう」「ストレスが溜まりそう」と思いますが、ちょっとした工夫で楽しく継続することができますよ。

そこで今回は無理なく続けられる無買デーのやり方をご紹介します。

「無買デー」ってなに？

無買デーこと「Buy Nothing Day」は、1992年にカナダで始まった非公式の記念日。年に1度だけ不必要な物を買わずに過ごし過剰消費について意識を向けてもらおうという運動で、いまでは世界中に広まっています。

そんな無買デーをもっと身近に取り入れているのが、日本の節約ブロガーややりくり上手の主婦／主夫のみなさん。月に数日、週に何日かの無買デーを作り、家計管理への意識を高めているようです。

無買デーのやり方アイデア

無買デーは冷蔵庫の一掃に

無買デーには、家にある食材だけで献立を考えます。冷蔵庫に余った野菜とベーコンで具沢山のスープを作ったり、冷凍しておいたお肉や魚を解凍して使ったりすれば、冷蔵庫の在庫整理にもなりますね。

調味料が足りないなんて時も、ネットなどで代用品を調べたりいつもとは違う味付けにしたりするなど工夫すると、レシピの幅も広がります。

無買デーは財布を持たずに外出

今日は無買デーと決めたら、外出時には財布を持たずに出かけてみましょう。お店に行ってもお財布が無ければ買うことできないので、衝動買いの心配はなし。本当にそれが欲しい物なのかじっくりと吟味することができます。

無買デーは無料レジャーを楽しむ

公園遊びや近所のイベントなど、探してみると無料で遊べるレジャーというのは意外とあります。あらかじめ無料イベントの実施日を調べておいて、その日に合わせて無買デーを設けるというのもいいですね。

無買デーは外出しない

「外出するとやっぱりお金を使ってしまう…」という人におすすめなのが、無買デーを「引きこもりデー」にしてしまうこと。

おうちで過ごせばお金を使うことがないので、必然的に無買デーになりますよね。撮りためておいたテレビ番組を見たり昼間からお風呂に入ってみたり…と普段はなかなかできないことをしてみるのもいいですね。

無買デーを継続させるためのアイデア

無理の無い計画をする

節約をしたいからと初めから高い頻度で無買デーを作るのは失敗のもと。最初は月に1～2度程度、続いて週に1日、慣れてきたら週に2～3日というように徐々に頻度を増やしていきましょう。

また、無買デーとはいえ、本当に必要な物まで買わないというのはナンセンス。例えば在庫切れしたトイレットペーパーやシャンプーなど、その日にすぐ使いたい物は遠慮なく購入しましょう。

おうちの在庫管理をする

無買デーを成功させるためにも買い物リストを作って、おうちの在庫管理をしましょう。こうすることで日用品のストックや冷蔵庫の食材が見える化できるので、買い忘れや余分な物を買ってしまう頻度が減ります。

必要な物をまとめ買いする習慣をつければ、自然と無買デーの回数が増えますよ。

作ったり代用したりと工夫する

無くなった物を買う前に、自分で作ったり他の物で代用してみたりするのもおすすめです。例えば、卵と酢でマヨネーズを作ったり、小麦粉の代わりに片栗粉を使って揚げ物を揚げたりといった具合です。

出費を減らすと同時にちょっとした達成感を味わうことができるので、無買デーの満足度も上がりますよ。

無買デーの結果を記録する

無買デーで節約できたお金や貯金額などを記録しておくと達成感もあり、さらに頑張ろうというモチベーションが維持できます。

失敗は気にしすぎない

無買デーと決めても思わぬことでお金を使ってしまう日もあるはず。そんな時は過度に自分を責めたりせず、別日に改めて無買デーを設定しましょう。また失敗したからといって諦めないことも大事。

無買デーは短期間では無く、長い間継続していくことで効果が出ることなので、意識して継続していきましょう。

うちではこうしてる！無買デーの成功エピソード

パートの日は無買デー

「近所のショッピングモールで、週3のパートをしているのですが、あえてパートの日を無買デーにしています。こうすることで、お昼はお弁当持参、夕飯は作り置きのおかずと食材の買い物をする必要がなくなりました。ショッピングモールで素敵な洋服や雑貨などが目に入っても無買デーと決めているので衝動買いも抑えられています」

外出の予定のある日をあえて無買デーにするというアイデア。無買デーと決めていれば、通勤時の買い物の誘惑も抑えられていいですね。また、仕事のある日の夕飯も外食や総菜などにすると思わぬ出費になりますが、あらかじめ用意しておけばその心配もありません。

子供と楽しむ無買デー

「子供のいる我が家では、休日に無買デーなんて無理！と思っていました。しかし調べてみると、科学館や図書館などお金を使わなくても楽しめる場所がたくさんあることに気づきました。子供たちの勉強にもなり一石二鳥です」

子供を遊びに連れて行くとどうしてもお金がかかってしまうとお嘆きの方も多いと思いますが、探してみると無料の施設やイベントが意外とあるものです。公共施設などの場合、子供の学習にも役立つものが多いので、ぜひ活用したいですね。

無買デーで無理なく楽しく節約を

無買デーを成功させるアイデアをまとめてみました。買い物をしない日を意識して作る無買デー。物を買わなくても豊かな生活ができることに気づくきっかけににもなるはずです。みなさんもまずは月に1度から始めてみませんか？