「パパスイッチ、オン!」イクメンブームに乗っかって夫をその気にさせるコツ
LIMO / 2020年1月29日 9時45分
「パパスイッチ、オン!」イクメンブームに乗っかって夫をその気にさせるコツ
「イクメンなんて聞いても、我が家には縁の無い話だわ…」そんな風に諦めているママ達はいらっしゃいませんか?
今後は「育休の質」を見直すなど、日本の社会全体が男性の育児参加について、議論を進めていくことが期待されますが、我が子の成長は待ったなし。現在進行形で育児中の家庭においては、社会的な流れに触発されて、ご主人が変わる前に、子どもが大きくなってしまうかもしれません。
今回は、男性の育児参加についての議論が習熟するまでの間に、家庭内で妻ができる「育児するパパ」育てのコツについて、少し考えてみましょう。
最初のハードルは「おむつ替え」
子どもが産まれて、最初に行う育児と言えば「授乳」「おむつ替え」「沐浴」が代表的なもの。しかし、「授乳(ミルク)」「沐浴」はできても、「おむつ替え」のハードルが高いと感じるパパが多いようです。
実際におむつ替えを試みたパパに聞いてみたところ、下記のような回答が得られました。
• おむつの扱い方がわからない
• 些細な妻のダメ出しが心に刺さる…
• 妻のほうが、手際が良く凹む…
母親の場合、早ければ産んだ当日からやらざるを得ず、また数もこなしますから、自然と身体が覚えてしまうということが多いものですが、男性は、母子が自宅に帰ってきてからが本番。事前に産院や、育児教室などで見たり聞いたりした経験があっても、実際の場面になると、『どうやって履かせて』『どうやって処分すれば良いのか』という、基本的なところで戸惑ってしまうという人が多いようです。そのため、奥さんから「おむつ替えてあげてね」と言われても、どうやれば良いのか具体的作業のイメージがわかない人も、中にはいるのです。
『分からない』は『したくない』に繋がります。さらに、頑張ってチャレンジしても、もたもたしていると、妻からの『ダメ出し』。そして慣れてきたと思っても、やっぱり妻がやったほうが『手際が良い』。そうしてパパたちは、自信を失っていくという悪循環もあるようです。
オムツ替えが苦手なパパへの対処は?
男性は、物事を具体的に指示されないと分からないという人が多いもの。「でも、これが職場だったら、ちゃんと考えてやるんでしょう?」と言いたいところですが、ここは、ちょっとだけおさえて、何回か具体的におむつの替え方、おむつを取ってから、汚れたおむつを捨てるところまで、具体的にやり方を見せて、実際に挑戦してもらいましょう。
このとき、多少手際が悪くても、少し自己流が入ったとしても、ダメ出しせずに温かく見守る姿勢でいるのがコツ。ママも数をこなして、上手になったのですから、下手だなあと思っても、パパがやってくれるというなら、ここは任せてみましょう。
ただし、無理な姿勢をとらせるなど、赤ちゃんの身体に危険が及びそうな時は、ストップをかけてあげてくださいね。
生活スタイルの変化に積極的でない
子どもが産まれるということは、その家庭にとって、とても大きな変化といえます。ママのほうは、どうしても赤ちゃんにあわせたスケジュールで動かざるを得ない場面が多いですから、比較的早く、その変化に順応していくことになります。しかし、一方のパパのほうは、仕事を中心としたライフスケジュールのスタイルを崩せない・崩したくないと感じる人が多いようです。
大人になると、ある程度自分の生活パターンができてきます。しかし、家族が増えれば、家の中での過ごし方はもちろん、土日や休日の使い方も変わってきます。男性は一般的に「いつも通り」が変化してしまうことに危機感を感じることが多いといわれています。「生活パターンが変わる」=「仕事のパフォーマンスに関わる」=「収入にも影響し、家族を養えなくなる。」と考えてしまうのかもしれませんね。
変化を嫌っているように感じるパパとは、まずは意識のすり合わせを。「子どもができてもいつも通り」というパパに対しては、「少しはやってよ!」とやみくもに怒るのではなく、いったん引いて考えてみることも大切かもしれません。
ママのほうは、やはり家庭のことを中心に物事を見てしまいがちですので、家の中において、「パパはあれをしてくれない。」「パパはこれだけしかしていない。」となりがちです。パパにとっては、家庭も仕事も含めて、大きなくくりで考えて、「自分は仕事をすることと、自分ができそうな家のことをちょっとだけ」が、自分の役割、だから生活スタイルを変えたくないと考えているのかもしれません。
「夫が家事も育児も関わってくれない!」と怒るだけでは、妻も冷静に考えることができなくなります。まずは、落ち着いてパパの考えを確かめてみてはいかがでしょうか。
基本は子育てと同じかも?!
残念なことですが、最初から「イクメン」な男性はいません。ある程度の家事をできるように育てられた人はいますが、さすがに自分に子どもができるまでは、「親になる」ということを学ぶことはできないからです。これは女性も同じ。まずは「親」として成長できるよう、夫婦共に学ぶという姿勢が必要なのでしょう。
ただ、パパにそういう気持ちが芽生えるよう、相手の意見を聞きつつ、実際にやってみてもらい、結果を褒めるという、子育ての基本と同じテクニックは多少必要。これが、いわゆる「旦那育て」というものなのかもしれませんね。
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