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すべてが速い「スピード社会」で生き抜くために必要な、たった1つのこと

LIMO / 2020年2月5日 19時45分

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すべてが速い「スピード社会」で生き抜くために必要な、たった1つのこと

世の中はどんどん変化が早くなっています。「変化に対応できなければ、おいていかれてしまう!」と焦燥感を持つも、具体的にどうすればいいのか分からない人も、かなり多いのではないでしょうか。

「変化」するために必要な要素は1つだけです。今回の記事で詳しく取り上げます。

人は本能レベルで変化を嫌う

そもそも、人が変化を嫌うのには理由があります。それは本能レベルといってもよく、「変化することはリスク」と潜在的に捉えているからです。

太古の昔、狩りをしていた頃は変化することは命を脅かす結果に直結していました

「いつもと違う道を進む→迷って帰れなくなる」
「見慣れぬ魚を食べる→毒で亡くなる」

という具合に、私達の祖先はいつもと違った行動をすることはリスクだった時代を長く過ごしてきました。現代にもその名残りが残っていて、変化することを本能的にリスクと感じてしまう「機能」が人間にはあるのです。これを「恒常性維持機能」といい、ダイエットなどでも長く続いた体重から急激に痩せると「これは危険だ」と元の体重に戻すべく、省エネモードへと移行することで減量しなくなる場合などがあげられます。

本質的に人が変化を嫌うのは、当然のことなのです。

現代は変化がリスクになる時代

しかし、現代は「変化しないことがリスクになる時代」です。

一度入社した会社でずっと働き続けても、会社そのものがなくなってしまう可能性もあります。収入の安定が魅力で結婚した相手が、手掛けていたビジネスが失敗して思わぬ収入減に見舞われてしまうこともあるでしょう。

多くの人は「安定」という言葉を誤解しています。安定というのは「一時的な状態を示す表現」に過ぎません。人生は「上り坂、下り坂、まさか」の3つの坂があり、よくも悪くも一寸先のことは誰にもわからないのです。そんな人生において、安定した状態が永続することなどありえません。

ですので、考え方を変えて「安定を求めるのではなく、不安定を安定化させる力を持つ」ということが極めて重要なのです。そして「変化への対応力」こそが、いかなる不安定さも安定化させる力であることを意味します。

変化するための具体的な方法

それでは具体的にどのように変化に対応すればいいのでしょうか?

その答えは「知識」です。変化の対象を理解することで、必要なアクションが見えてきます。そもそも世の中がどう変化しているのか知らなければ、対応の必要性や、変化すべき対象もわかりませんから、まずは変化を理解するために知識を取り入れることが重要です。

たとえば、今の世の中でトレンドになっているスキルやノウハウを理解することで、必要に応じてそれらを取得することで安定した状態を手に入れられます。

筆者の知人はそれまで、得意な英語を生かして在宅翻訳の仕事をしていました。が、昨今動画市場が活況づいてきたことを知り、またこれから5Gという次世代移動通信技術の到来が期待されていることから「これからは動画編集が流行る」と、動画に日本語や英語の字幕をつける仕事に着手しました。結果的にはこれが収入を大きく伸ばすことになったのです。

YouTubeなどでは動画の英語対応をすることで再生回数が何倍にも伸びるジャンルもあります。知人はうまくトレンドへの変化に対応したわけです。

うまくいっているときにこそ備えよ

そして大事なのは「うまくいっている時から、次の変化に備える」ということです。

人生で最も避けなければいけないのは「慢心」です。うまくいくとついつい、「自分はすごい。もう大丈夫」と調子に乗って手を抜いてしまいます。「勝って兜の緒を締めよ」という言葉がある通り、勝っているときこそ、勝ちを継続するためにどうするかを考える必要があります。今回の話で言えば、変化し続けるということです。

勝ち続ける人は、勝っている時にこそ次の変化に備えているものです。知識を仕入れる「勉強」こそが変化し続けるためにもっとも重要なことなのです。

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