仕事復帰後にワーママが直面する苦悩…両立するための「手抜きどころ」
LIMO / 2020年2月11日 10時35分
仕事復帰後にワーママが直面する苦悩…両立するための「手抜きどころ」
何歳で出産するか、仕事は続けるのか、キャリアは諦めるのか…。あなたも、「キャリア」と「育児」の間で悩んでいませんか?育児を選択した女性の中には、辛い経験している人もいるようです。ママの仕事復帰には、子どもを保育園や託児所探しのハードルもあります。忙しい両立の日々を、みんなどんな方法で切り抜けているのでしょうか。
今回は、ママたちの苦いエピソードと両立を助ける手抜き法を紹介します。
私、選択間違えた?ママが抱えるキャリアの悩み
出産・育休を経て仕事復帰を考えるママは増えていますが、思い通りにキャリアを築けないケースもあるようです。
仕事復帰後に待っていたのはマミートラック
産休・育休後も営業職を続けたかったAさん、仕事復帰後に与えられたのは事務補佐としての単純作業。営業手当や役職手当もなくなり収入も激減しました。「営業の仕事に戻りたい」と上司に伝えても、「ママになったんだからのんびり働いたら?」と返されるのだそうです。
出産で手放したキャリアの代償
Oさんは、妊娠を機に新卒から働いていた職場を退職。しかし、育児が始まってから予想以上の出費が重なり、働くために保育園を探しますがどこにも入れませんでした。経済的に不安を抱えたままの生活が続き、いったんキャリアを諦めた代償の大きさを感じたそうです。
保育園は選択肢ナシ?!仕方なく預ける保育園での事件簿
仕事復帰に向けて大きな課題になるのが託児所や保育園探しですよね。仕事のためには預けるしかない、しかし入れる園が限られることがママたちを悩ませています。
ママの子育てを否定?!あらぬ疑いをかける保育士
近所の保育園がいっぱいで仕方なく地区を変えて息子を入所させたSさん。4歳児でオムツが外れておらず保育士から「自治体に相談に行ってください」と言われます。相談に行き問題はなかったと報告しても頑なに再度相談にいくよう言われ続けたそうです。
その後おむつが取れるとピタリと止み、「単に面倒がっている」「親の育て方を疑う」姿勢に不安になってしまったとか。
子どもを差別?ひどい言葉をかける保育士
Bさんは、今の保育園に気乗りしないものの、断ると次いつ順番が回ってくるかわからないため1歳半の娘さんを通わせます。娘さんがしばらく園に馴染めず、夜泣きもひどくなりました。
あとになって、お気に入りの子は手厚く接し、他の子はほぼ放置、罵倒さえあるという先生や園の悪評を耳にします。「泣くのはかっこ悪いんだよ!やめなさい」「○○ちゃんは上手なのにあなたは下手ね」というプロ意識の低い先生もいるなど娘さんの精神的な負担が心配になったそうです。
考え方次第!高齢出産も両立も手抜き上手を目指そう
仕事が終わると直ちにお迎え、夕食の支度、お風呂や寝かしつけ、翌日の子供の荷物の準備、洗濯物をたたんで…土日は子どもとベッタリ。
休息も自分だけの時間も思うように取れなければ、追い詰められて子供にキツくあたることがあっても不思議ではありません。すべてを自分でやらなければ!と頑張り過ぎず、頼れるものは徹底的に使うことを考えてみましょう。
家電に頼って時間を捻出
家電をうまく使って大変さを軽減したママもいます。食洗機やお掃除ロボットをフル活用、洗濯物も洗濯機乾燥に任せて、朝ごはんは寝ている間に電気圧力鍋が自動調理してくれるのです。
家事の時間もグッと減り、お子さんとの触れ合いや睡眠時間もしっかり取れるようになったとか。寝る時間をある程度確保できると、自然と前向きに考えられるようになります。
体力不安はお金で解決
高齢出産での子育ては体力的にきついと言われます。長時間の抱っこや子どもを連れての移動はヘロヘロになる前に、お金に頼ることも考えてみましょう。
たとえば、「タクシーを使う」「電動のベビーラックを使う」などで体力消耗を抑えられます。育児グッズ、習いごとなども我慢少なく選んで活用すれば余計なストレスを溜めずに済むでしょう。出産年齢が遅い分、若い頃の貯金が活きるのです。
子育てを助けるのは親だけじゃない
働くママは仕事を持つことに罪悪感を抱きがちですが、発想を変えれば気持ちが軽くなることもあります。子育てを親に手伝ってもらえるといいのですが、近距離に住んでいない人もいるでしょう。
託児所付きの職場なら、一人っ子の子供も異年齢のお友だちと一緒に過ごせます。育児中のママが多く働いている職場を探せば、お互い様の協力が生まれやすく低ストレスで働けるでしょう。子育ての悩みの相談相手がいることも心強いですよね。
ポジティブな面に目を向けることで働くことへの罪悪感や第2子を持つことへのプレッシャーも軽減されるのではないでしょうか。
おわりに
育児中のママの仕事復帰には、仕事と育児の両立には工夫がないとうまくいきにくいものです。でも、ママがひとりで背負い込む必要はありません。
「親を頼れない」「家電を買う余裕はない」「託児所つきの職場なんてない」と、できない要素に目を向ければ苦しくなるばかりでしょう。ぜひ、ポジティブな面にも着目して手を抜けるところを探してみてくださいね。
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