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無駄な買い占めはしない…「ゆるミニマリスト」のすすめ

LIMO / 2020年5月12日 11時15分

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無駄な買い占めはしない…「ゆるミニマリスト」のすすめ

必要最低限のもののみに囲まれてすごすミニマリスト。ミニマリストの「持たない暮らし」は高い注目を集め、多くの関連本が販売されていました。しかし、コロナ禍で「備蓄が全くない暮らしは不安」だと思う人が増えたのではないでしょうか。だからといって、何でも備蓄していてはものがあふれ、どこに何がどれくらいあるのか把握するのも大変です。部屋が散らかってしまったり、生活スペースが小さくなってしまう場合も。

そこでここでは、「ゆるミニマリスト」の生活をオススメしたいと思います。メリットやポイントについて、ご紹介します。

「ミニマリスト」とは

ミニマリストとは、生活するうえで必要なもの以外は手放す生活スタイルを実践している人のことです。ミニマリストの暮らしは、ものの量は少ないですが質を意識しています。すっきりとしたおうちで生活することは、掃除が楽だったり余計なものを買わないようになったりとさまざまなメリットがあります。

「ゆるミニマリスト」とは

ミニマリストになりたいからといって、いきなり必要最低限のもの以外を手放すというのは思っているよりも難しいものです。ゆるミニマリストは、ミニマリストのような暮らしに憧れるけれど、自分には難しいと思っている方にもおすすめなんですよ。

ゆるミニマリストは、完璧なミニマリストを目指すのではなく、ミニマリストの生き方を適度に実践しながら自分のペースでゆるく頑張る生活スタイルのことです。

今回のコロナ禍で、ある程度のものを備蓄しないと安心できない、と思った方も多いと思います。首相官邸の「災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~」(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html)によると、

・飲料水3日分(1人1日3リットルが目安)
・非常食3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー、マッチ・ろうそく・カセットコンロなど

大規模災害発生時には、1週間分の備蓄が望ましいとされています。生理用品やオムツなども、ある程度備蓄をしておくと安心ですよね。また飲料水とは別に、生活用水も必要です。お風呂の水を張っておくのも対策の1つのようです。

もちろん「ミニマリスト」でも「ゆるミニマリスト」でも、災害時に備えてある程度の備蓄は必要でしょう。しかし過剰な備蓄は食品を腐らせてしまったり、部屋が散らかる・狭くなるといったデメリットだけではなく、本当に必要としている人が必要な物を買えなくなってしまう可能性も。

コロナ禍の中、「ミニマリストを目指そう!」を決意するのはなかなか難しいかもしれません。しかし、ミニマリストの暮らし方や考え方が過剰な備蓄を抑え、すっきりとした環境で快適な生活を送る一つの方法となるでしょう。あまり無理せず「ゆるミニマリスト」目指してみませんか。

ゆるミニマリストのメリットとは

自分のペースで頑張れる

ミニマリストの生活スタイルを実践できる方もいれば、やろうと思ってもなかなか実践できない方もいます。理想のミニマリストの暮らしと実際の暮らしとのギャップで「どうして自分はできないのか」とじわじわと自己嫌悪感が強くなっていってしまうことも。

ゆるミニマリストなら、完璧にこだわらず自分のペースで頑張れるので、ギャップでイライラを感じることも少なくなります。ゆるミニマリストの生活スタイルに慣れてもう少し頑張れそうだと思ったら、もう少しハードルを上げてみるのもいいですね。

こだわりすぎない

ミニマリストの生活スタイルを実践していても、小さな子どもがいるとミニマリストの生活スタイルがより難しく感じてしまう場合も。子ども関連のグッズが増えて、物が増える状態にストレスを感じてしまうかもしれません。

しかし、必要最小限のものに囲まれた暮らしにこだわりすぎて精神的負担となってしまうのは、もったいないです。「持たない暮らし」は素敵なものではありますが、その考え自体に執着しすぎて疲れてしまう前に、ゆるく実践してみるのもおすすめです。

ゆるミニマリストのポイントとは

自分の中でルールやペースを決める

ゆるミニマリストのメリットは、完璧にこだわりすぎず自分のペースで頑張れることです。しかし、いつまでもだらだらとしていたらおうちが片づかないまま、時間だけがすぎてしまいます。

まず、自分の中でルールを決めてみることがポイントです。例えば、ストックは〇個まで、本はこのスペースにだいたい収まるように、と行動にうつしやすいようルールを決めてみるのがおすすめですよ。

また、急に生活スタイルを変えるのは難しいところもあるので、自分にあったペースを探り、そのペースのまま気楽に進めることもポイントです。

手放せないものは無理に手放さない

ミニマリストといえば、必要最低限のものしかないすっきりとしたお部屋が思い浮かぶ方も多いと思います。そういった生活を素敵だと思いつつも、手放すことに抵抗があるのなら手放さなくてもいいのです。

手元に残したいものは残して、必要ないと思ったものは手放すぐらいのゆるさがあってもいいですね。ものを手放すということにのみ固執して、心の余裕がなくなってしまわないように気をつけましょう。

焦らないで続ける

ものを減らしたいと考えていても、そのこと自体に執着してしまっては心の余裕がなくなってしまいます。一気に捨てるのではなく、少しずつ必要ないと思ったものを手放してみるのも1つの方法です。焦らず自分のペースでコツコツと続けることがポイントですよ。

家族には強要しない

ミニマリストとゆるミニマリストのどちらにも共通することですが、ほかの人に強要したり勝手にものを捨ててしまったりというのはやめましょう。

自分のものに関する価値観と家族の価値観が違うこともあります。家族の所持品について、「本当に必要なものなの?」と考えてしまうこともあると思いますが、それは人それぞれ。ミニマリストもゆるミニマリストも、自分の価値観を他人に押しつけないことがポイントです。

ゆるミニマリストを目指して頑張ろう

ゆるミニマリストについてご紹介しました。完璧なミニマリストはあえて目指さず、自分のペースで頑張れるゆるミニマリストの生活スタイルなら実践できそうという方も多いと思います。ぜひゆるミニマリストの生活スタイルを参考に、自分のペースで頑張ってみてください。

【参考】

「災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~」(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html)首相官邸

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