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頭のいい子を育てるために塾講師が教える「親が家庭でできる3つのこと」

LIMO / 2020年3月1日 20時45分

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頭のいい子を育てるために塾講師が教える「親が家庭でできる3つのこと」

積極的に勉強をする子どもは、どんどん学力を伸ばす力を持っています。「わが子にも自ら勉強に取り組む習慣を身につけさせ、頭のいい子になってもらいたい」と思っている親も多いのではないでしょうか。

そういった子どもを育てる方法は、「塾に入れる」「進学校に通わせる」といったものだけではありません。親子の関わり方を意識すれば、頭のいい子に育つ可能性を高めることができます。今回は、そのコツを学んでいきましょう。

大切なのは「待つ」「褒める」「肯定する」の3つ

頭のいい子を育てたいなら、「待つ」「褒める」「肯定する」の3つを意識することが大切です。では、その理由や具体的なシーンを見ていきましょう。

待つ

勉強のスイッチが入るタイミングは、子どもによってバラつきがあります。それなのに「早く勉強しなさい」「いつになったら机に向かうの?」と言われてばかりいると、やる気がどんどん失われてしまいます。子どものタイミングに任せ、自然とやる気になるのを待ってみましょう。

褒める

大人と同じく、子どもは褒められるほどモチベーションが向上します。ちょっとしたことでも、「もう宿題が終わったの?ずごいね!」「そんな漢字も読めるなんて偉いね」と褒めてみてください。この喜びが「また褒められたい」という意欲に繋がり、勉強への積極性が高まりますよ。

肯定する

頭のいい人は、自己評価が高い傾向があります。子どもの「これをやってみたい」という意志を尊重し、どんどん挑戦させてみましょう。自分の意見を肯定してもらえた子どもは、その後も前向きに勉強できるようになるはずです。

達成感を味わう体験をさせよう

達成感を味わう体験をした子どもは、自ら「また挑戦したい」「もっとやりたい」と思うようになります。こういった体験は、日常の中でも用意することができます。

たとえば、2~3つの材料で簡単に作れる料理に挑戦させてみては。レシピも本人に任せて、自由に挑戦させるのもいいでしょう。自分の作ったものが形になるので、モチベーションアップにも繋がります。お手伝いだけでなく、普段の勉強やスポーツに対しても「目標を掲げて挑戦する」という姿勢が身に付きますよ。

親はできるだけ口を挟まず、「すごいね!」と褒めながら見守りましょう。ただし、包丁や火を使う場面は、しっかりフォローしてあげてくださいね。

塾講師に聞いた「話を聞ける子に育てるコツ」

こういった関わりを意識しているなかで、「子どもが話を聞いてくれない」と感じる場面もあるかもしれません。せっかく「料理をしてみよう」と声を掛けても、聞く耳を持ってくれなければイライラしてしまうでしょう。

では、どうすれば話を聞ける子に育ってくれるのでしょうか。塾講師の方に、そのヒントをうかがいました。

「親の意見で動いている子どもは向上心がなく、話を聞こうとしないケースが多いです。親が『こうしなさい』と強制的にコントロールをしているので、『自分の意志を示そう』『相手の話を聞こう』という気持ちにならないのでしょう。

大切なのは、日ごろから子どもの声に耳を傾けることです。たとえ『勉強なんて面倒だ』『習いごとに行くのがダルい』といった言葉でも、まずはその気持ちを受け止めてあげましょう。『そっか、面倒なのね』と返事をしたら、それ以上は何も言わずに待ってみてください。子どもは『それでもやらないと』と分かっているので、時間が経てばゆっくりと動いてくれるはずですよ」

まとめ

子どものことを真剣に考えるほど、親はつい口を挟みたくなるものです。しかし、子どもの意見を無視してばかりだと、意欲がどんどん低下してしまいます。ときには子どもの自主性に任せて、勉強や料理を見守ってみましょう。

そっと見守りながら誉め言葉をかけるようにすれば、子どもも安心して挑戦できるはず。「待つ・褒める・肯定する」という姿勢を意識しながら、頭のいい子に育つようフォローしてあげてくださいね。

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