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オリンパスが連日の暴落! 日銀発表も日経平均株価は大幅4日続落

LIMO / 2020年3月17日 7時20分

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オリンパスが連日の暴落! 日銀発表も日経平均株価は大幅4日続落

【東京株式市場】 2020年3月16日

株式市場の振り返り-日経平均株価は大幅4日続落、終値はかろうじて17,000円台を維持

2020年3月16日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 17,002円(▲429円、▲2.5%) 大幅4日続落

TOPIX 1,236.3(▲25.3、▲2.0%) 大幅4日続落

東証マザーズ株価指数 559.5(▲5.7、▲1.0%) 4日続落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:1,019、値下がり銘柄数:1,098、変わらず:49

値上がり業種数:6、値下がり業種数:27

昨年来高値更新銘柄数:1、昨年来安値更新銘柄数:172

東証1部の出来高は23億4,569万株、売買代金は3兆3,191億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。

週明け朝方にFRBによる突然の大幅利下げがあり、それに対応する形で日銀金融政策決定会合が前倒しで行われる異例の展開となり、様子見スタンスが強まりました。

それでも、売り買いが交錯した結果、売買代金は3兆円を大きく上回る水準を維持しています。

そのような中、日経平均株価も荒い値動きとなりました。特に、日銀による金融緩和政策が発表された直後の後場半ばに一時+354円高まで上昇したものの、大引け直前に一時▲516円安まで急落して17,000円割れの場面が見られました。

その後やや戻して、終値はかろうじて17,000円台を維持しましたが、これで4日続落となっています。最後の1時間で約870円の値幅(高値と安値の差)となる荒い値動きでした。

なお、TOIXも同じような値動きで4日続落となりましたが、下落率は日経平均株価より小幅に止まりました。

東証マザーズ株価指数は4日続落、売買代金は4日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は1億432万株、売買代金854億円となり、いずれも先週末より減少しました。新興市場では個人投資家の見切り売りが少なくなったものの、売買代金は4日連続で1,000億円を下回っています。

さらに、新規上場(IPO)銘柄への資金シフトに伴う換金売りが相応に出たと見られ、株価指数は4日続落となりました。なお、終値は依然として2013年2月以来となる約10年ぶりの安値水準となっています。

オリンパスが一時▲10%超安で連日の暴落、クラボウは高値更新後にストップ安まで急落

個別銘柄では、ファナック(6954)が再び昨年来安値を更新し、東京エレクトロン(8035)、TDK(6762)、京セラ(6971)、アドバンテスト(6857)、ソニー(6758)など主力ハイテク株が総じて大幅安となりました。

特に、ハイテク株ではオリンパス(7733)の下げがきつく、一時▲10%超安まで売られ、連日の暴落となったことが目を引きました。

また、ファミリーマート(8028)が終値で▲5%超安の急落となり、セブン&アイ・ホールディングス(3382)や資生堂(4911)も同様に急落していずれも昨年来安値を更新しています。

その他では、東京五輪の開催中止・延期懸念が強まったことで不動産株の下落が続き、住友不動産(8830)と三井不動産(8801)が昨年来安値更新となっています。

一方、通信株ではKDDI(9433)が大幅高となり、ハイテク株では自社株買いを発表した富士フイルムホールディングス(4901)が堅調に推移しました。

なお、東証1部で唯一の昨年来高値更新銘柄となったのが、新型コロナウイルスの感染の有無を15分で判定できる検査キットを3月16日に発売すると発表した繊維大手のクラボウ(3106)でしたが、高値更新直後から売りが優勢となり、何と一時ストップ安まで売られて引けています。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が急落し、そーせいグループ(4565)も大幅安となりました。一方、手間いらず(2477)がストップ高で引け、アンジェス(4563)も一時ストップ高まで買われています。

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