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お金が貯まらない人の「ざんねんな習慣」、貯蓄上手さんとの差って何だろう?

LIMO / 2020年9月26日 0時10分

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お金が貯まらない人の「ざんねんな習慣」、貯蓄上手さんとの差って何だろう?

「稼ぎが多くて羽振りはいいけれど、貯蓄が苦手」という人がいると思えば、「収入は決して多くはないけれど、堅実に貯蓄額を増やしている」という人も多くいます。

お金を貯められる人と貯められない人の差は何なのか。もしかすると、普段の生活の、ふとした行動にも、その差は隠れているかもしれません。

「貯蓄あり世帯」の平均貯蓄額は1537万円だけど・・・

金融広報中央委員会が公表した「家計の金融行動に関する世論調査【二人以上世帯調査】令和元年(2019年)(https://www.shiruporuto.jp/public/data/survey/yoron/futari/2019/hist.html)」のデータから、2019年の貯蓄額(金融資産保有額)の平均と中央値を見てみましょう。

金融資産(貯蓄)保有世帯のみ

平均…1537万円

中央値…800万円

金融資産(貯蓄)を保有していない世帯を含む

平均…1139万円

中央値…419万円

「貯蓄あり世帯」のみの貯蓄額と、「貯蓄なし世帯」を含めた貯蓄額には、400万円近く差がありました。ここまで大きく平均額が変化するほど、「貯蓄なし」の世帯は多いということでしょう。

また、それぞれ「平均」と「中央値」の差が大きいことを踏まえると、「貯蓄あり世帯」の中でさえも貯蓄額に大きな差があることがわかります。「貯められる人」と「貯められない人」との差は結構大きいといえますね。

あなたもやってない?お金が逃げていく「ちょっとした」浪費行動

お金が貯まらない人は、何が原因なのでしょうか。今回は、数多くある原因の中でも、普段何気なくやっている行動に着目してみました。あなたご自身に当てはまるものはありますか?

コンビニで毎日コーヒーを購入

1杯100円ほどと、安価になったコンビニコーヒー。通勤前に毎日買っているという人もいるでしょう。しかし、出勤日を20日と考えると、月の出費は2000円。半年で12000円にもなります。コーヒー以外にお菓子などを買うこともあれば、さらに出費は増えるでしょう。お得だと思っていたものも、積み重なれば損になってしまうかもしれません。

この習慣を断ち切るだけでも、大きな節約に。コーヒーを自分で作って水筒に入れるなどすれば、嗜好品を我慢することなく節約することができるでしょう。

何度もATMに通っている

ATMを使う頻度はどのくらいですか?もし、買い物をするたびにATMで出金しているような場合は、知らないうちにお金を使いすぎている可能性があります。

一度におろす金額が少ないと、月に何度も繰り返しお金をおろすことに。その都度残高は確認できますが、いくら使ったのかは把握しづらいでしょう。手数料もかかることになります。

そんな習慣がある人は、生活費をおろす回数を月に1~2度、などと決めておくのもいいでしょう。まとめておろしておけば、どのくらい使ったのかも把握しやすくなります。また、「月にいくらまで」という予算を守ることで、浪費防止の効果も期待できそうです。

支払いは「クレジット払い」オンリー。

「現金を持たずに済む」「ポイントが貯まる」など、便利でお得なクレジットカード。しかし、お金の管理が得意ではない人にとって、上手に扱うことが難しいアイテムでもあります。

そんな場合は、日頃の買い物を、「あえて現金払い」にしてみるのがおすすめ。クレジットカードなどのキャッシュレス払いより、「お金が減っていく」ことを実感しやすいので、無駄遣い防止に効果がありそうです。そして、クレジットカード払いとするのは、光熱費や家賃などの固定費のみに。こうした工夫で、ポイント還元などの恩恵も受けることができます。

まとめ

普段のなにげない行動を見直すだけでも、無駄遣いをおさえて貯金に回すことが可能です。一回一回で節約できる金額がほんのわずかだったとしても、半年、一年と継続していくことで、いずれは目に見える結果につながっていきます。

「塵も積もれば山となる」そして「継続は力なり」とはよくいったもの。日頃の消費スタイルを見直し、お金が貯まる習慣を少しずつ身につけていきましょう!

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

【参照】
「家計の金融行動に関する世論調査【二人以上世帯調査】(令和元年)(https://www.shiruporuto.jp/public/data/survey/yoron/futari/2019/hist.html)」金融広報中央委員会

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