カレー「ココイチ」の壱番屋、3月から売上高の対前年同月比マイナス成長が続く(2020年10月)
LIMO / 2020年11月9日 13時0分
カレー「ココイチ」の壱番屋、3月から売上高の対前年同月比マイナス成長が続く(2020年10月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はカレーチェーン店「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋(7630)の、2020年10月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2020年11月4日に更新された壱番屋の2020年10月既存店売上高は、対前年同月比96.2%。内訳は客数93.7%、客単価102.7%で、客単価のプラスで客数のマイナスをカバーできずマイナス成長となりました。
全店売上高も96.0%で、既存店・全店ともに対前年同月比96%台のマイナス成長となっています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。
前期の既存店売上高は対前年同月比でプラス成長8カ月、マイナス成長4カ月となりました。今期は3月以降、8カ月全ての月でマイナス成長が続いています。ただし10月の対前年同月比96.2%は今期最高数値であり、プラス成長まであと一歩です。
全店売上高も前期から今期にかけ、既存店と同様の推移を見せています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は2020年1月の高値6,130円が天井となりました。しかし2月からの株式市場全体の下落もあり、3月には3,530円まで下落。その後は反発し上昇が続いており、現在は5,400円台で取引されています。
今期は新型コロナウイルス問題の影響を受け、既存店・全店売上高ともに期初の3月から8カ月マイナス成長が継続中です。10月は既存店及び全店とも対前年同月比96%台まで回復しており、どのタイミングでプラス成長を回復できるのかが注目されます。
参考資料:月次情報(2020年10月度)(https://ssl4.eir-parts.net/doc/7630/ir_material1/150395/00.pdf)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
百貨店、3月の免税売上2.5倍 過去最高、訪日客で外食も好調
共同通信 / 2024年4月25日 16時37分
-
コンビニ売上高0.4%増 3月、温かい麺や飲料好調
共同通信 / 2024年4月22日 15時57分
-
製造業で決算発表の先陣を切った安川電機、今後の日経平均どう読み解く?
トウシル / 2024年4月11日 7時30分
-
2024年2月の半導体市場規模は前年同月比16.3%増の462億ドル、回復基調が継続 SIA調べ
マイナビニュース / 2024年4月8日 18時27分
-
コンビニ2022年度売上高ランキング 最新決算前におさらい、総店舗数は減少も市場規模は拡大
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年3月27日 20時59分
ランキング
-
1【解説】円安どこまで進む? 深刻…家計にも影響、為替介入の可能性は
日テレNEWS NNN / 2024年4月25日 20時5分
-
2なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
3英郵便局の冤罪事件、会計システム原因の富士通社長「申し訳ない」と謝罪…1月にドラマ化され批判強まる
読売新聞 / 2024年4月25日 23時0分
-
4濃口醤油と淡口醤油、塩分が高いのはどっち?…醤油の「色の濃さ」と「味の濃さ」の知られざる関係
プレジデントオンライン / 2024年4月26日 8時15分
-
5サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください