1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

貯蓄上手を目指すための「7つの習慣」【FP直伝】

LIMO / 2021年10月4日 11時55分

写真

貯蓄上手を目指すための「7つの習慣」【FP直伝】

長引くコロナ禍、先行きが見えない不安から、財布のヒモを締めなおした方や、日頃の消費・節約ペースの見直しに取り組んでいる方もいらっしゃるでしょう。

今までお金が貯まらなかった人がお金を貯めるには、まず習慣を変える必要があります。そこで、すぐにできる習慣から徐々に難易度を上げていく方法で、7つの習慣をご紹介します。

全部ができなくても、ここで紹介したいくつかが実践できれば、以前と比べて確実にお金が貯められるはずです。ステップ1からぜひ実践してみてくださいね。

【基礎編】ステップ1~ステップ3

ステップ1.部屋を片付ける

お金と関係ないようでも、習慣を変えるためには、以前とは違う行動をしなければなりません。まずは部屋を片付けてみましょう。無駄なものがたくさんあることに気づくでしょう。

『買おうとしていたものがすでにあった』、『同じものが二つあった』、『ものを捨てるには労力とお金がかかることがわかった』これらの気づきを得られるだけでも、今後無駄なものを買う可能性は減ります。

また、部屋がきれいに整っていると、それに合わせた本当に欲しいものだけを選べるようになります。部屋を片付けるだけで、買い物の仕方が変わります。

ステップ2.考えてお金を使う

ステップ1の効果としてステップ2ができるようになります。『考えてお金を使う』は言い換えれば、『漫然とお金を使わない』になります。

これは私の家族の話ですが、「これいくらで買ったの?」と聞くと「わからない(or忘れた)」と答えが返ってくることがあります。数日前の買い物です。私は職業柄(?)、ものの値段をよく覚えているタチで、今でも使っているものはどんなに古くてもだいたいの値段を覚えています。

それはものを買う時に、「これは○○円で手に入れるのが適切」といった基準があり、それより高かったら買うことはないので、およその値段を記憶しているわけです。

稀に想定以上の値段で買ってしまったものは、より記憶に残っていたりします。

このように、値段に見合った価値があるか、買ったあと(置き場所など)はどうするか、さらには処分する時まで考えが及べば、漠然とものを買うことはなくなるでしょう。

ステップ3.計画的に行動する

『計画的に行動する』は言い換えれば、『行き当たりばったりで行動しない』になります。

旅行の計画は早めに立てると、旅費が安く済んだり、現地での食事も事前に調べていけば、予想外の出費になったりすることはないでしょう。

突然思い立って行動することも時には楽しいもの。ただ行き当たりばったりが癖になってしまうと、相場より高い金額を払うケースが多くなります。同じお金を使うなら、計画的に使って費用対効果を高くしましょう。

【実践編】ステップ4~ステップ6

ステップ4.家計簿をつける

ここからは少し実践的になります。

散財する人の特徴としてお金に無頓着、という点があります。お金に執着すると散財はできないからです。もちろん「執着」する必要はありませんが、お金を貯めるための第一歩としてお金の流れを把握しましょう。そのためには家計簿をつけることをお勧めします。

家計簿と聞いて面倒くさいと思ってしまう人も多いでしょう。しかし、今は簡単に家計簿をつけることができる“家計簿アプリ”がたくさん出ています。

レシートをスマホのカメラで読み取るだけで、カテゴリや金額を自動で入力してくれるものや、銀行口座やクレジットカードと連携して利用履歴を自動で記録してくれるものなど、便利な機能があります。スマホ決済を家計簿アプリと紐づけて一括管理することも可能です。

たくさんの機能が付いていると却って使いづらいという人は、1ヵ月の支出をカテゴリ別にグラフ化する機能だけを使ってみましょう。これだけで何にどれだけ使っているのか把握でき、それによってどこに無駄があるのかが見えてきます。

ステップ5.先取り貯金をする

お金を貯めている人は必ずと言っていいほど“先取り貯金”をしています。

給料から天引き、あるいは自動引落しで積み立てるなど、生活費と切り分けて管理します。先に貯蓄用のお金を引いておき、残りのお金でやりくりする方法は、確実にお金を貯めることができます。また、最初に設定をしておけば、あとは自動で積み立ててくれるので手間がありません。

おすすめの先取り貯金をご紹介します。

◆◆自動積立定期預金◆◆

毎月の指定日に指定の金額を普通預金口座から定期預金として積み立てる方法。金融機関によってさまざまな商品がある。

◆◆財形貯蓄◆◆

勤務先に財形貯蓄制度があれば、給料からの天引きによって、一般財形貯蓄、財形住宅貯蓄、財形年金貯蓄として積み立てることができる。財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は合計貯蓄残高550万円まで利子が非課税。一般財形貯蓄は使い道の制限がない。

◆◆つみたてNISA◆◆

毎月など一定のタイミングで一定額の投資信託を購入して積み立てていく方法。年間最大40万円、最長20年間、投資から得た利益が非課税となる。

ステップ6.お金と時間のバランスを考える

先取り貯金でお金が貯まってきたら、今度はそのお金をどのように活かすか、お金の賢い使い方を意識しましょう。

「時は金なり」というように、時間はお金と同様に貴重なものです。それ故に、時間をお金で買うことも選択肢として持っておくといいでしょう。

一つの例ですが、ある資格を取得すると昇給できることが約束されていたら、その資格取得のための勉強時間を確保するために、ホームヘルパーを雇ったり、最寄駅から自宅までタクシーを使ったりすることは意義のあることです。

もっと身近な例では、毎日の洗い物の手間と費やす時間を考えて、食器洗い乾燥機を購入することも、お金と時間のバランスを考えた賢い方法です。

一方で、ちょっと得をするために多くの時間を無駄にしていないか、考えてみるのも有意義です。

【上級編】ステップ7.仕事にお金以外の意義を持たせる

最後はちょっと哲学的な切り口で……。

お金を貯めるには、収入を増やして支出を減らせばいいわけですが、収入を増やす方が効果は大きいため、お金を稼ぐことに懸命になりがちです。

仕事をして賃金を受け取ることは基本ですが、それだけを目的にしてしまうと、いずれ苦しくなります。仕事を長く続けるためには、お金ももちろん重要ですが、それ以外にモチベーションを維持するための何かが必要ですね。

その何かはやりがいだったり、世の中で役立っているという意識だったり、楽しさだったり、使命感だったりします。その何かが先にあり、あとからお金がついてくるのが理想といえます。先にお金を得ることを目的にしてしまうと大抵失敗します。

お金儲けのためにブームに乗って作った製品と世の中の役に立つことを意識して作った製品、どちらの製品が長く買われるかを考えれば答えは明白です。遠回りに思えても、後者の方が成功する確率は高いでしょう。

お金を得る以外の目的をもって仕事に取り組むことが、却って継続的で安定的な収入を得ることにつながったりするものです。

あなたが今やっている仕事も捉え方次第で結果が変わってきます。あとはそれを習慣化できれば大きな成果に結びつくかもしれません。

参考資料

厚生労働省「財形貯蓄制度」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000106564.html)

金融庁「つみたてNISA」(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/index.html)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング