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【クリスマスローズの植え替え】地植え・鉢植えの場合は?時期はいつ?方法&コツを紹介

LIMO / 2022年2月5日 9時45分

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【クリスマスローズの植え替え】地植え・鉢植えの場合は?時期はいつ?方法&コツを紹介

多年草のクリスマスローズはとても丈夫な植物。

どんどん根を張って大きくなりますが、そのままにしておくと根が固まり、生育の妨げになるかもしれません。株をリフレッシュするためには植え替えが効果的です。

今回はクリスマスローズの植え替えについて、適切な植え替え時期や地植えと鉢植え別の植え替え方法も紹介します。

植え替えの時期は?

地植え

庭に地植えしたクリスマスローズは、最初の数年はほとんど植え替えの必要がないでしょう。

ただ根を広げるスペースが広いので、旺盛に生育した結果、いずれ地中で根がからまり周りの土も硬くなってしまう可能性があります。

根が混みあうと蒸れを起こしやすくなり、中央部分の生育が悪くなったりして花姿が乱れます。以前に咲いていたときより花数が少なくなったり、葉に元気がなくなったりしたらそろそろ植え替えのサインです。

Natalia van D/Shutterstock.com

クリスマスローズは時期を逃さずに植え替えることが大切です。クリスマスローズの生育時期は10月~3月なので、植え替えもこの時期に合わせておこないます。できれば花が咲く前の10月~12月が適期です。

鉢植え

鉢植えにしたクリスマスローズは地植えよりひんぱんに植え替えが必要です。特に寄せ植えの場合は、他の植物の生育を妨げてしまうこともあるので、毎年植え替えたほうがよいでしょう。

植え替えのサインは、鉢底から根が伸び出ている、水やりすると鉢底から水が染み出るまで時間がかかるときなどです。鉢の中で根詰まりを起こしているので、そのままにしておくと株が弱ります。

Marie Shark/Shutterstock.com

また花や葉が以前より小さくなったり、黄色く枯れ始めたりしたら根腐れを起こしているかもしれません。早めに植え替えましょう。

鉢植えのクリスマスローズを植え替える場合は、地植えと同じように10月~12月が適期です。旺盛に生育して鉢が窮屈そうになっていたら、花後の処理を終えた5月頃に植え替えすることも可能です。

植え替えの方法&コツ

地植え

あらかじめクリスマスローズを植える場所の土をよく耕し、植え替える株よりひと回り大きめの穴を掘っておきます。植え替え前日は穴に水を注ぎ、土を湿らせておきましょう。

準備が整ったらいよいよ株の掘り上げです。地植えのクリスマスローズは思った以上に広く地中に根を張っていることがあります。

根を傷つけないようにして、なるべく株の回りを大きめに掘ります。できればシャベルなどを使って掘り上げると根を傷めずに済みます。

手で優しく土を落とし、根が絡み合っていたらていねいにほぐします。

腐った根や黄色く変色した葉があればハサミでカットします。事前に掘った穴に株を埋める際は、株元が地面から少し高く出るようにするのがポイントです。

植え替えた翌日の朝は、たっぷり水やりしましょう。

Alex Manders/Shutterstock.com

鉢植え

今まで植えていたものより、ひと回り大きめの植木鉢と清潔な新しい土を準備します。土は前日に水をかけて軽く固まる程度に湿らせておきましょう。

植え替える株を鉢から取り出す際はできるだけ根を傷めないように、鉢からそっと引き抜きます。

根が回って土が硬くなりなかなか取り出せないときは、鉢底から指などで土を押したり、鉢の側面に沿ってフォークなどで土をほぐしたりするとよいでしょう。

引き抜いた株の根を優しく手でほぐし、腐った根や枯れた葉があれば取り除きます。植え替え用の鉢に土を3分の1ほど入れ、株が中央になるように置きましょう。

株元が埋まってしまわない程度の高さまで上から土をかぶせ、株を安定させます。翌日の朝、鉢底から流れ出るまで水をたっぷり与えましょう。

そのほかの注意点は?

地植え

クリスマスローズは中性~アルカリ性の土壌を好みます。庭の土は雨の影響を受けてどうしても酸性に傾きがち。

植え替える場所の土を中性~アルカリ性の状態に整えるために、苦土石灰を施して1週間以上寝かせましょう。

クリスマスローズは地植えにすると旺盛に生長します。複数の株を植え替えする場合は、株間を50センチほど空けて穴を掘りましょう。

鉢植えと違って一度植えると場所の移動かできないため、落葉樹の下など夏の強い日差しが当たらない場所を選ぶことが大切です。

LesiChkalll27/Shutterstock.com

鉢植え

鉢植えのクリスマスローズを植え替えた場合は、1~2週間ほど半日陰に置きます。

夏前に植え替えした鉢は夏の日差しに注意しましょう。また強風が吹きつける場所は根付きが悪くなるかもしれません。このような場所は避けて管理するようにします。

10月以降の生育期に入ったら日当たりのよいところに置き、根の生育を促します。水やりは鉢の土が白っぽく乾いてきたらしっかり与えましょう。

Natalia Greeske/Shutterstock.com

水のやり過ぎで多湿にならないように気をつけてください。

まとめにかえて

控えめな美しさと寒い時期に咲き続けるたくましさを合わせ持つクリスマスローズ。毎年かわいい花を楽しむためには定期的な植え替えが欠かせません。

植え替えの時期やコツを知り手間を惜しまず管理して、クリスマスローズをのびのびと育てましょう。

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