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楽天証券クレカ積立の還元率変更へ【楽天証券vsSBI証券】今から投資信託を積み立てるならどちらか

LIMO / 2022年2月10日 14時50分

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楽天証券クレカ積立の還元率変更へ【楽天証券vsSBI証券】今から投資信託を積み立てるならどちらか

楽天証券が2022年9月より、楽天カード決済による投信積立時のポイント還元率を一部変更すると発表しました(2022年2月1日公表)。これまで楽天カード決済で投信を積み立てるとポイントが1%還元されましたが、一部の投資信託が0.2%へ。人気の低コストファンドも多く含まれます。

若者から年配の世代まではじめる人が増えている投資信託の積立投資。iDeCoやつみたてNISA制度を利用している方もいるでしょう。

今回の発表はネットでポイントの改悪とも言われており、これから運用をはじめる場合に楽天証券にするか、それとも同じく大手ネット証券のSBI証券にするかは悩ましいところ。今からはじめるならどちらの会社が良いのでしょうか。

楽天証券、人気の低コストファンドのポイント還元率が0.2%へ

楽天証券はこれまで特定口座やNISA(一般/つみたて)口座で投資信託を積み立てる際、楽天カードで決済すれば楽天ポイントが「100円につき1ポイント(1%)」付与されていました。これが2022年9月買付分より、楽天クレジットカード決済でのポイント還元率が銘柄によって「1%もしくは0.2%」へ変更されます。

楽天クレジットカード決済でポイント還元率が0.2%となるのは「信託報酬のうち販売会社が受け取る手数料(代行手数料)が年率0.4%(税込)未満のファンド」。人気がある低コストのインデックスファンドはほぼ含まれます。

ただ、これは「楽天クレジットカード決済」で投信を買い付けた場合の話。

2022年8月買付分より、投資信託の買付が「楽天キャッシュ決済」へ対応します。楽天カードで楽天キャッシュへチャージ時に0.5%、さらに楽天キャッシュでの投信買付時に「毎月最大5万円まで0.5%(キャンペーンで2022年8~12月買付分)」のポイントが還元されます。

出典:楽天証券のWebサイト「投信積立での「楽天キャッシュ決済」の開始および楽天カードクレジット決済のポイント還元率の一部変更について」

キャンペーン時はあわせて最大1.0%の還元になりますね。

また、これにより毎月「楽天カード決済(毎月5万円/0.2%の場合100ポイント)+楽天キャッシュ決済(毎月5万円/0.5%で250ポイント)=最大10万円」までキャッシュレスでの投信積立も可能になります。投信積立を積極的に行いたい人には良いでしょう。

投信積み立ての楽天キャッシュ決済は、今後オートチャージ機能にも対応予定とのことです。

SBI証券は三井住友カード決済でポイント付与

大手ネット証券として、楽天証券と肩を並べる「SBI証券」。SBI証券は「三井住友カード決済」で投信積立を行うと、購入額に対して0.5~2.0%のVポイントが付与されます(月額5万円まで)。

投信積立によるVポイントの付与は、「三井住友カード(NL)」で0.5%、「三井住友カードゴールド(NL)」で1.0%、「三井住友カードプラチナプリファード」で2.0%。投信積立の還元率のみでみれば、SBI証券の方が高いでしょう。

ただし「三井住友カードゴールド(NL)」「三井住友カードプラチナプリファード」では年会費がかかります(一部諸条件あり)。年会費や買い物などでのポイント付与率を確認しましょう。

出典:SBI証券のWebサイト「三井住友カードでクレカ積立 - SBI証券」

楽天カードは年会費が永年無料、ポイント還元率は原則「100円=1ポイント(1%)」です。ポイントだけでなく、年会費などその他の部分でも検討したいですね。

SBI証券は2022年4月以降、東急カードによる「クレカつみたて」で決済金額の最大3.00%分の東急ポイント※を加算するとも発表しています(2022年2月2日公表)。SBI証券による投信積立のポイント付与の勢いは増していると言えるでしょう。

※ 通常時のポイント加算率0.25%に、東急グループのサービス利用状況によって加算率をプラス。

いつまで続くかは分からないポイント還元。自身にあった選択を

今回楽天証券で一部ポイント還元率が変更されましたが、今後還元率に変更がないのか、ポイント還元がいつまで続くのかはわかりません。楽天カードは他にも2022年4月より楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)の変更が発表されていますが、それは楽天に限らず起こり得ることでしょう。

楽天証券、SBI証券ともに投資信託の取り扱い本数は2500本以上(2022年2月8日時点)となっており、どちらが良いのかは悩むもの。先ほどクレジットカードの年会費や買い物時のポイント付与率を確認しましたが、基本的には日常生活で普段利用する頻度が多いクレジットカードを利用できる先を検討すると、総合的に見てお得になると考えられます。

ただ、SBI証券はIPO(新規公開株式)の取扱銘柄数が多いなどの特徴もあります。投資信託以外でも運用したい方は、目的に合わせて複数社を利用するのもいいでしょう。

参考資料

楽天証券「投信積立での「楽天キャッシュ決済」の開始および楽天カードクレジット決済のポイント還元率の一部変更について」(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20220201-01.html)

楽天証券「楽天カードクレジット決済でのポイント還元率が0.2%※1となる対象ファンド一覧」(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/rfund/guide/creditcard/list.html)

SBI証券「三井住友カードでクレカ積立 - SBI証券」(https://go.sbisec.co.jp/lp/sbixsmcc_211213.html)

SBI証券「東急カードによる「クレカつみたて」提供のお知らせ積立金額の最大3.00%の東急ポイントを加算」(https://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2022/0202_12841.html)

楽天カード「楽天カードの基本情報」(https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-card/)

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