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【エアプランツ】土がなくても育つ!枯らさずに育てる方法&オススメ品種7選

LIMO / 2022年2月9日 16時15分

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【エアプランツ】土がなくても育つ!枯らさずに育てる方法&オススメ品種7選

お世話がカンタンな観葉植物として、人気のエアプランツ。土がない環境でも生育するので、置くだけで自然を感じられる手軽さが嬉しいですね。

とはいえ、エアプランツも植物です。間違った方法で育てると枯れてしまうこともあります。

今回はエアプランツの性質や育て方、オススメ品種を紹介します。

関連記事はコチラ:【観葉植物の育て方】初心者でも失敗しない!室内でも枯らさないコツ5つ(https://limo.media/articles/-/27396)

エアプランツとは?

パイナップル科チランジア属

多年草

原産:北アフリカ南部~南米

草丈:10~100センチ

参考価格:1000~3000円程度(20センチ前後)

エアプランツはチランジアが学名で、園芸分類上は観葉植物になります。土に植わっていない状態でも育つ植物として知られ、樹木に絡まったり、岩に着生して育つ着生植物です。

Todd Boland/Shutterstock.com

そのため、エアプランツの根は水分を吸収する役割ではあまり発達しておらず、水分は葉などから吸収します。したがって全く水を必要としないわけではありません。

エアプランツの葉の表面にはトリコームと呼ばれる白く細かな繊毛が付いていて、ここから空気中の水分を吸収します。繊毛が多く葉が銀色に見える種は銀葉種、少ない種は緑葉種と呼ばれています。

棚やテーブルに置くだけで、野生味あふれる飾り方になるのは南米原産ならでは。吊り下げて飾れるエアプランツはさまざまなテイストの部屋をおしゃれに演出してくれるでしょう。

エアプランツの育て方

生育スピードはエアプランツの品種によって異なりますが、育て方を間違えなければ、長く楽しむことができるのがエアプランツの魅力。

せっかく買ったエアプランツを枯らさないためにも、水やりや日当たりは特に気をつけたいポイントです。

育てる場所

エアプランツは日光を好むので、できれば日当たりのよい明るい場所で育てます。水分を吸収しやすくするため、風通しのよいところも置き場所に適しています。

夏の強い日差しや直射日光は葉焼けの原因になりがちです。レースのカーテン越し程度の光が生育には適しているでしょう。

エアプランツは屋外でも育ちます。上記のように、日当たりに気をつけて管理します。

温度

エアプランツは耐暑性が強く、生育適温は15~25度です。真夏の高温期、冬期以外であれば屋外でも栽培可能です。

気温が10度以下になったら、屋内の暖かい場所で管理します。その際、暖房の風に直接当てないなど、風通しと日当たりに注意しながら育てることがポイントです。

水やり

giedre vaitekune/Shutterstock.com

エアプランツは葉の表面に生えたトリコームから水分を吸収します。そのため、霧吹きで週1~2回ほど水を吹きかけてあげる必要があります。

エアプランツは夜に気孔を開いて活動を始めます。霧吹きで水をあげる際は、夕方以降におこなうと効果的です。

トリコームが多い銀葉種は比較的水分を吸収しやすい種。トリコームの少ない緑葉種は水分を吸収しにくいので、様子をみながら水やりの頻度をそれぞれ変えてみるのもポイントです。

こちらもオススメ:【多肉植物の寄せ植え】オシャレに作るコツ&鉢との組み合わせ例を紹介!(https://limo.media/articles/-/27395)

また、エアプランツに水を与える他の方法としてソーキングがあります。

Avery Del Miller/Shutterstock.com

ソーキングは株が明らかにカサカサしている場合など、乾燥が激しいときに有効です。水を張った容器に株全体を4~6時間ほど浸しましょう。水から出したあとは風通しの良いところで乾かします。

ソーキングのやりすぎは株を枯らしてしまう原因になります。特に水分を比較的吸収しやすい銀葉種は日頃の適切な水やりをおこなえば、必要がない場合がほとんどです。エアプランツの様子を見ながらおこなうことが大切です。

肥料

肥料は特に必要としません。あげるとすれば、月1回程度、生長期の春と秋に3000倍ほどに薄めた液体肥料をミスティングやソーキングのとき、使用する水に混ぜておくと効果的です。

肥料の与えすぎは植物が弱る原因にもなります。容量を守って使用しましょう。

エアプランツおすすめ7選

それではオススメのエアプランツ7種を紹介します。人気のある品種なので、比較的手に入れやすいでしょう。

イオナンタ

Shark_749/Shutterstock.com

エアプランツの代表種ともいえるイオナンタ。銀葉種の美しさだけでなく、開花期になると株全体が赤く変わるのが特徴です。

耐寒性、耐暑性ともに強く、性質が丈夫。生長が早いため育てがいもあります。初心者にもオススメの品種です。

ブルボーサ

Rapeephun Pannim/Shutterstock.com

クネクネと曲がった葉、ふくらんだ根元が印象的なブルボーサ。開花時は徐々に赤くなり、筒型の紫色の花を咲かせます。

湿地で自生するエアプランツなので、直射日光を避けて明るい日陰で育てるのがポイントです。

ハリシー

RECEP_OZTURK/Shutterstock.com

銀葉が美しく、花のように展開する葉がステキなハリシー。先端の葉が鋭く尖っていて、折れやすいので、取り扱いに気をつけながら育てます。

暑さにも比較的強く、日当たりのよい場所を好みます。乾燥にも強く、育てやすい品種といえるでしょう。

カプトメデューサエ

KaMi-Original/Shutterstock.com

クネクネと曲がった葉が、ギリシャ神話の怪物「メデューサ」の頭に似ていることから名前がついたカプトメデューサエ。

耐寒性、耐暑性ともに強く、環境があえばぐんぐん生長します。大きくなると、さらに個性的な独特のフォルムになるので、育てがいのある品種といえるでしょう。

キセログラフィカ

mokjc/Shutterstock.com

エアプランツを代表する品種ともいえる堂々とした迫力のキセログラフィカ。銀色を帯びた大きめの長い葉が中心から外側へ巻くように伸びているのが特徴です。

大型のエアプランツで、性質も丈夫。部屋のなかでも、ひときわ存在感を放つことでしょう。

ウスネオイデス

Chun photographer/Shutterstock.com

インテリアのテイストを選ばす、おしゃれに飾ることができるウスネオイデス。スパニッシュモスとも呼ばれ、カールしながら長く垂れ下がる姿が印象的です。

春には緑色の小さな花をつけ、周囲に甘い香りを漂わせます。

コットンキャンディ

Rapeephun Pannim/Shutterstock.com

キレイなシルバーリーフと、ピンク~淡い紫の花を咲かせ、鑑賞価値の高いコットンキャンディ。名前の可愛らしさと花の美しさで人気の品種です。

子株を多くつけるため、増やしやすいのも特徴。初心者でも育てやすく、生長を楽しめるでしょう。

まとめにかえて

エアプランツは土がなくても育つので、置き場所を選ばず手軽に楽しめます。小皿に入れてテーブルや棚のすき間に置いたり、流木などに置いて飾るとナチュラル感たっぷりのオブジェになります。

ワイヤーでくくってシンプルに吊るしたり、ワイヤーでスタンドを作って飾るのもオススメ。ガラスの器にエアプランツを入れて、テラリウムのように飾る方法もあります。

個性がありながらも部屋のテイストを選ばず飾ることができるので、好きな品種を選んで飾ってみてはいかがでしょうか。

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