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犬派と猫派、日本人では結局どちらが多いのか【2022年版】

LIMO / 2022年4月9日 19時15分

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犬派と猫派、日本人では結局どちらが多いのか【2022年版】

「犬と猫、どちらが好き?」という質問は永遠のテーマです。

定期的に同様の調査記事が各種メディアで取り上げられますが、大半がアンケート集計結果を根拠にしているため、

いつからどのような状況になっているか

日本全体でどのようになっているのか

がわかりにくいことが多いです。

今回は「Googleトレンド」のデータを活用して、2004年から2022年の18年間のデータを用いて、犬と猫の検索人気度を検証してみます。

日本では、犬と猫はどちらが多く検索されているのか

 

出所:Googleトレンド「犬・猫の比較」

まず、検索人気度の推移をグラフ化してみました。人気度の推移を簡単にまとめると下記の通りです。

2009年頭:犬の方がわずかに高い

2009年中ごろ~2013年3月:徐々に猫の方が高くなり、逆転

2013年3月以降:猫の方が高い

2015年9月:猫の検索人気度ピーク

そして、2022年現在もわずかに猫の検索人気度の方が高い状況です。

つまり、「犬と猫はどちらが多く検索されているのか」という問いについては「2013年以降は猫の方がよく検索されている」というのが答えになります。

飼育頭数は犬と猫、どちらが多いのか

検索数が多いというのは「猫に興味を持っている人が多い」ことを示します。

では、実際に猫や犬を飼っている人はどのような状況なのでしょうか。

一般社団法人 ペットフード協会「2021年(令和3年)全国犬猫飼育実態調査 結果」によると、2021年の猫の新規飼育頭数は48万9千頭、新規飼育世帯は35万5千世帯です。

犬についても同様に見てみると、2021年の犬の新規飼育頭数は39万7千頭、新規飼育世帯は38万世帯です。

犬・猫共に新たに飼う世帯は増えている状況ですが、2021年における新規飼育世帯(新たに飼い始めた世帯)は犬の方が多いという結果でした。

続いて、既に飼っている人も含めた「全体の総飼育頭数」も見てみると、

犬:710万6千頭

猫:894万6千頭

となっており、新規飼育頭数・総飼育頭数は猫の方が多い状況になっています。

2022年時点では名実共に人気なのは猫

今までのデータをまとめると、検索人気度という「興味を向けられる度合い」では猫の方が高く、新規飼育頭数・総飼育数でも猫の方が多い状況でした。

そのため、2022年時点でデータを見てみた結果は「猫の方が人気」と言ってよさそうです。

とはいえ、猫も犬もそれぞれ魅力があり、飼い主としては甲乙つけがたいものです。

今回示した結果はあくまでも「全体的な傾向」でしかありませんので、それぞれの飼い猫・飼い犬について、しっかり面倒を見ることができていれば全く問題ないでしょう。

参考資料

Googleトレンド「犬・猫の比較」(https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=all&geo=JP&q=%E7%8A%AC,%E7%8C%AB)

一般社団法人 ペットフード協会「2021年(令和3年)全国犬猫飼育実態調査 結果」(https://petfood.or.jp/topics/img/211223.pdf)

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