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人気YouTuber・株の買い時さん厳選!15万円以下で買える好業績成長株6選

トウシル / 2021年6月23日 10時2分

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人気YouTuber・株の買い時さん厳選!15万円以下で買える好業績成長株6選

 チャンネル登録者数18万人超のYouTube『株の買い時を考えるチャンネル』や月間最高70万PVの『株の買い時を考えるブログ』を運営する「株の買い時」さん。

 2013年に株式投資を始めたものの、簡単に100万円も損してしまったことから、株の勉強に没頭。今では日本の成長株や米国株に投資して年間10~20%の利益を上げられるようになりました。

 著書『最短でラクラク2000万 手堅く稼ぐ!成長株集中投資術』(KADOKAWA)を2月に発刊するなど、SNSで数々の有望銘柄を紹介して、人気を集めています。

 そんな株の買い時さんに、15万円以下の少額資金で買えるという条件で、今期、売上高や利益が過去最高を更新するという会社予想が出ている好業績株を厳選してもらいました。

 その模様を録画したトウシルとのコラボ動画も絶賛配信中です!

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株の買い時さん流・好業績株の選び方

 好業績株を選ぶ際の基準としては、その企業の売上高や営業利益、経常利益、純利益といった利益が右肩上がりで伸びていることがとても大切です。

 上場企業は事業年度のスタートにあたって、「今期はどれぐらいの売上・利益を見込んでいるか」という会社予想を決算書の中で発表します。この「今期の業績予想」が過去最高を更新しているようなら、投資家の評価が高まり、株価上昇に期待できます。

 また、今期中にその予想がさらに上振れするといった「業績の上方修正」発表があれば、株価急騰も夢ではないでしょう。

 好業績の原動力になるのは、ライバル会社との過当競争に巻き込まれないような、その会社独自の高い技術力や強固なビジネスモデルです。

 そこで、売上の中からどれぐらい利益を得ているかを示す「売上高営業利益率」、株主のお金をうまく活用して、その何%の利益を毎年、上げているかを示す「ROE(株主資本利益率)」、会社の持つ総資産に対して利益は何%かを示す「ROA(総資産利益率)」など、企業がいかに効率よく利益を稼いでいるかを示す指標にも注目しました。

 むろん、直近の勢いも大切なので、最近の四半期決算の状況や、ここ数年の株価チャートの流れもチェックして、今後も株価の上昇に期待できそうな好業績株を厳選していただきました!

1.エスプール(東証1部・2471)

 エスプールは人材派遣会社で、コールセンター向け、障害者雇用支援、物流センターの運営代行といったロジスティクス、採用支援アウトソーシングなどを手がけています。

 なんといっても、四半期ベースの売上高の伸びが絶好調で、2016~2020年末の過去4年間ずっと、前年同期比で最低14%~最高30%増という高い成長が続いています。

 今期予想ベースで、同社の売上高営業利益率は10%に達し、ROEにいたっては42%、ROAも14%台になる見込み。収益力が高い会社といえます。

 株価も2016年以降、中長期で見てきれいな右肩上がりが続いており、今年の2~3月には1,000円の大台をいったん突破。現在は900円台まで下がっていますが、中長期で見て株価は右肩上がり、売上高・営業利益・経常利益・最終利益も伸びています。

 来たる7月2日(金)に予定される2021年11月期の第2クオーター(3~5月)の決算発表も注目です。(株の買い時さん)

2.IDOM(東証1部・7599)

 IDOMは「ガリバー」で有名な、中古車買い取り・販売の国内最大手企業です。7期連続増収、3期連続増益で、今期の2022年2月期も売上高や経常利益は過去最高を見込んでいます。純利益に関しては2007年の65億円が最高で、今期は58億円とそこまでは届きません。

 しかし、3期連続営業増益で、今、コロナ禍やアフターコロナで中古車の価格が高騰していることもあって、テーマ性という面からもチェックしてみるとおもしろい銘柄だと思います。

 直近4月14日に発表された前期第4四半期(2020年12月~2021年2月)の売上高も前年同期比10%超の伸びで、中古車販売にはまだ勢いがあることがわかります。

 一方で、この四半期は純利益が赤字に転落しましたが、これは、オーストラリアの子会社の株式を減損処理したことによる一過的なもの。この特別損失のせいで株価はいったん下落しましたが、今期の過去最高業績を期待して、現在は株価を戻してきています。(株の買い時さん)

3.ジャパンマテリアル(東証1部・6055)

 ジャパンマテリアルは、半導体や液晶画面の製造工程で使用される特殊ガスを製造販売している会社。この特殊ガスの属するエレクトロニクス事業が売上の96%を占めています。

 主力取引先はキオクシアやジャパンディスプレイなど日本を代表する半導体メモリや液晶装置のメーカーです。

「特殊ガス」というだけあって、ニッチで独自な技術力があり、売上高営業利益率が24%と高収益体質です。日本の中小型株を見回してみると、同社のように、他社には真似のできない特殊技術を持っている企業は、どこも売上高に対する利益率が高くなっています。

 今期2022年3月の会社予想では、売上高、営業利益、経常利益、純利益のすべてが過去最高となる見込みです。

 チャートを見ると、2018年以降は1,800円を高値、1,000~1,200円を安値にしたレンジ相場を形成しています。逆張り狙いをするなら、全体相場の悪化などで、株価が1,000円台まで落ちたときが買いの目安と考えます。(株の買い時さん)

4.センコーグループHD(東証1部・9069)

 流通、住宅、化学、食品といった業界向けの運送、物流サービス・ネットワークの構築、国際物流など、企業向けに幅広く総合的に物流事業を手がけている会社です。

 また商社事業にも進出していて、石油関連の貿易・販売を行っています。主要取引先は旭化成と積水化学といった大手化学メーカーです。

 この会社は、2004年から16年間にわたって連続増収を続けています。その伸び率は年率3~19%で、今期の2022年3月期は9.2%増予想です。それにともない、営業利益も経常利益も10%を超える伸び、過去最高収益を予想しています。

 前期の第4クオーター(2021年1~3月)も売上高3.9%増、純利益が2.2倍に達するなど、直近も勢いがあります。

 月足チャートで見ても、2012年からずっと右肩上がりが続いていて、最近は株価1,000円をキープしています。

 物流系というと地味なようですが、アフターコロナによる経済再開で注目されている分野ですし、なにより非常に好業績な企業が多いセクターです。(株の買い時さん)

5.エニグモ(東証1部・3665)

 ブランド服などオンラインショッピングサイトの「バイマ」を運営。世界各国の出品者から世界中のトレンドアイテムを購入可能で、「C to C」(個人間のネット取引)と「B to C」(企業の消費者向けネット取引)が共存しているようなビジネスモデルです。

 こういったウェブ系ビジネスは利益率が高いため注目しています。過去最高の売上高と営業利益を記録した前2021年1月期で見ると、営業利益率は42%超、ROEも25%、ROAも19%と、高収益体質です。

 コロナ禍による巣ごもり需要もあって、昨年以降、四半期ベースの売上高が20%前後で伸びており、直近の前期第4クオーター(2020年11月~2021年1月)も19.8%と、勢いが持続しています。

 ウェブサイト系ビジネスは一度認知されると売上が伸びていきやすい、という点が特徴です。

 今期の2022年1月期も20%増収、8%増益の会社予想で、過去最高益が見込まれています。

 6月14日に発表された第1クオーター(2021年2~4月)の決算では、前年同期比で36%の増収、50%の経常増益となり、成長が続いています。第1クオーターの通期会社予想に対する進捗率は売上高、経常利益とも21%前後となり、ここ5年平均とほぼ同水準でした。

 2017年からの週足チャートで見ると、ジグザグと上下動しながら少しずつ上昇しており、今年3月には1,555円の高値をつけています。(株の買い時さん)

6.トーカロ(東証1部・3433)

「表面改質加工サービス」という耳慣れない事業を手がけるメーカーです。少し難しい話になりますが、半導体の表面に高機能皮膜を形成したり、産業機器や鉄鋼関連の部品・製品に非鉄金属や合金などを噴射する「溶射」技術で世界トップを走っている企業です。

 主要取引先は東京エレクトロングループで、高収益の半導体向け事業の伸びがここ最近の好業績につながっています。また、独自の溶射技術を世界中の企業に提供してロイヤリティ収入も得ており、1度、契約すると10年ぐらいのスパンでロイヤリティが入ってくる仕組みです。

 前期は過去最高の営業利益となりましたが、直近の5月10日に発表された前期第4クオーター(2021年1~3月)は売上高が5.7%増、最終利益が24.1%増と、業績の勢いに拍車がかかっています。

 今期2022年3月期は、売上高も過去最高を更新するという会社予想が出ています。

 株価は今年1月に年初来高値の1,634円まで上昇したあと、1,400円前後まで下がっていますが、業績動向が良いので今後も注目したいと思います。(株の買い時さん)

▼株の買い時さんのYouTubeチャンネルとブログはこちら!
株の買い時を考えるチャンネル(YouTube) 
株の買い時を考えるブログ

(トウシル編集チーム)

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