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まつのすけのポイント投資&投資信託だけで、目指せ100万円!

トウシル / 2023年10月4日 13時33分

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まつのすけのポイント投資&投資信託だけで、目指せ100万円!

2023年9月の保有額:24万1,045円

 今月は2023年に入ってからは初のマイナス成長で、ポイント温存分の約1.5万円(ポイント)相当しか増やせませんでした。悔しいです !

 保有投資信託の9月の運用益÷前月末残高の月間騰落率は▲2.09%、連載開始からのトータルリターンは+35.07%でした。eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の前月比は▲2.23%、同期間のトータル+19.64%で、前月・通算のどちらも上回っています。

 Bloombergの報道によると、ロングとショート・ポジションを比較して、リスク選好度を測る指標である「ネット・レバレッジ」は、前週比▲4.2%の50.1%となりました。前週比では大底なった2020年3月以来、最大の低下幅です。ヘッジファンドによる多数の新規空売りが観測されています。

 MSCIオールカントリーに占める増益基調の業種は高く、これは過去データに基づくと、株式に追い風となります。

 確かに米国の金利上昇によって、10年の米国債利回りに対するS&P500種指数(S&P500)の益利回りでは、株式の割安度が低下しており、2020年3月~2021年のような急上昇は望めないでしょう。

 ただし、諸々のデータからは、このサイクルでもう一度過去最高値近辺まで上昇すると考えています。新NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)では売却で枠が復活しますが、投信の売りはまだ先だと考えています。

2023年9月時点の、エリア別ポートフォリオを解説!

 9月は全世界株、米国株を追加しました。国別のパフォーマンスではインド、日本が好調です。

 日本の消費者物価指数は+3%前後の推移となっており、名目GDP(国内総生産)は著しい上昇となっています。日本銀行(日銀)は、短期政策金利をマイナス水準のまま据え置いており、仮に解除があっても、±0~+0.25%といった水準です。

 日本のインフレ率マイナス後の実質短期金利は、大幅なマイナスの推移が続く可能性が高く、実質長期金利もおおむねマイナスからわずかなプラスが続くと考えています。これは株式にとって追い風です。

「インフレ率>金利」が続く限りは、米国株のように基本的には上昇しやすいという地合いになる可能性があると個人的に想定しています。

2023年9月時点の、タイプ別ポートフォリオを解説!

 9月は日本のバリュー株が好調でした。米国グロース株がいいところまで下落し、反発を期待できるので、10月に日本のバリュー関連投信→米国株投信へスイッチングの予定です。

 信用力が高い米国の大企業は*逆イールドを活用し、以前、低利で借り入れた現金を5.5%などの短期的な安全金利資産で運用し、利益を上げているもようです。

 信用力が高い米国企業にとっては、短期的に金利負担の悪影響を受けておらず、大型株が好調なのはファンダメンタルズ的な理由があります。借り換えの時期が訪れると金利負担が重くなりますが、それは当面先であり、短期的には大型優良株、バリュー株に追い風が吹いている環境と考えています。

*逆イールド……通常時は長期金利の水準が短期金利の水準を上回るのですが、これが逆転し、短期金利が長期金利の水準を上回る状態になることを「逆イールド」といいます。政策などによる金融不安が高まった場合などに短期金利が急騰することで発生することが多いため、景気後退や株価調整のシグナルとされているので、株価下落に注意が必要です。

2023年9月の保有投資信託~騰落率ベスト10

 2023年9月1~30日までに、新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。

 NISAは、国債や社債以外の株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(リート:不動産投資信託)など、全て購入できるので、[つみたてNISA]で購入できるもの、[iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)]で購入できるものに、それぞれマークを付けています。ご参考ください!

*騰落率:投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。

1位:日本好配当リバランスオープン

騰落率:4.46%

どんなファンド?:日経500種平均株価採用銘柄を、予想配当利回りの高い順にランキングし、上位70銘柄程度を投資対象としている投資信託です。各銘柄への資産配分は、おおむね、等金額(複数の投資対象に同じ金額を投資)となる方針で、組み入れ銘柄の見直しと各銘柄の組み入れ比率の調整は、原則として1カ月ごとに行います。

まつのすけコメント:組み入れ銘柄の9月7日時点の予想平均配当利回りは4.06%と高配当です。9月7日時点のデータでは、多くの期間でTOPIX(東証株価指数)を上回るパフォーマンスとなっています。高配当銘柄が好調な直近2カ月の追い風に乗りました。高配当銘柄に対して、時価総額加重平均ではなく、等金額で分散投資したい場合に選択肢となる投信です。    

2位:日本製鉄グループ株式オープン

騰落率:4.07%

どんなファンド?:日本製鉄および、そのグループ会社のうち、原則として東証プライム・東証スタンダード市場に上場している株式の中から、流動性を勘案した銘柄に投資しています。組み入れ銘柄の投資比率は、原則として組み入れ銘柄の時価総額に応じて決まり、四半期ごとに調整しています。    

まつのすけコメント:バリュー株優位の展開でしたが、月末最終日に大きく崩れました。組み入れ上位銘柄は、日本製鉄、日鉄ソリューションズ、大同特殊鋼、山陽特殊製鋼、NSユナイテッド海運、共英製鋼、黒崎播磨、日鉄鉱業、合同製鐵、大阪製鐵です。    

3位:三井住友DS日本バリュー株ファンド(黒潮)       

騰落率:3.48%

どんなファンド?: 9月は日本のバリュー株が絶好調でした。組み入れ上位銘柄は、三菱UFJフィナンシャル・グループ、トヨタ自動車、NTT、豊田⾃動織機、ソニーG、第一生命ホールディングス、TDK、コマツ、NEC、ホンダです。    

まつのすけコメント:TOPIXがベンチマークのアクティブ投信です。各種投資指標により、割安と判断する銘柄に投資し、中長期的な観点から個別企業のファンダメンタルズ分析により、投資銘柄を選定しています。    

4位:イーストスプリング・インド・インフラ株式ファンド 

騰落率:3.23%

どんなファンド?:インドの株式市場に上場するインフラ関連株式などに投資するアクティブ投資信託です。

 組み入れ上位銘柄は、ウルトラ・テック・セメント(インドのセメント関連大手)、ICICI銀行、アクシス銀行、ラーセン&トゥブロ(建設大手)、リライアンス・インダストリーズ(インドの富豪が筆頭株主のインド最大のコングロマリット)、バルティ・エアテル(電気通信)、ブリゲード・エンタープライズ(不動産開発会社大手)、インド・コンテナ(鉄道輸送サービス)、フェニックス・ミルズ(ショッピングモール開発大手)、タタ・スチール(財閥グループの鉄鋼メーカー)です。        

まつのすけコメント:原則として為替ヘッジは行わないので、インド・ルピーなどに対して、円安になると基準価額にプラスになります。インドのインフラ関連株式は、上下動を経て、大局的には右肩上がりを期待できます。

5位:JPX日経400アクティブ・オープン 米ドル投資型(JPXジャスト)        

騰落率:2.86%

どんなファンド?:米ドルが円安方向に進むとプラスになります。組み入れ上位銘柄は、日立製作所、三菱UFJ FG、東京海上ホールディングス、トヨタ自動車、丸紅、リクルートホールディングス、キーエンス、ロート製薬、ルネサスエレクトロニクス、三井住友フィナンシャルグループです。    

まつのすけコメント:原則として円売り/米ドル買いの為替取引を実施するのが特徴で、JPX日経インデックス400(配当込み)を上回る投資成果をめざしている投資信託です。    

6位以下はこちら

6位:SMT日本株配当貴族インデックス・オープン

7位:イーストスプリング・ジャパン中小型厳選バリュー株ファンド

8位:DIAM割安日本株ファンド(年1回決算型)

9位:iFreeNEXT インド株インデックス 

10位:イーストスプリング・インド消費関連ファンド

まつのすけ、今月の注目銘柄!

eMAXIS Slim 全米株式[つみたてNISA]

どんなファンド?:米国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざすインデックス投信で、MSCI USA インベスタブル・マーケット指数(配当込み・円換算ベース)と基本的に同じ値動きとなります。為替ヘッジはなく、米ドル/円が円安に進むとプラス、円高になるとマイナスです。

注目ポイント!:MSCI USA インベスタブル・マーケット指数とは、米国株式市場の時価総額の99%をカバーするように設計された、時価総額加重型の株価指数です。大型株だけではなく、小中型株もカバーしています。

 VTIのCRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)とは別の指数です。中小型株までカバーしているのが特徴なので、米国市場全体に投資したい場合におすすめとなります。時価総額加重型なので、S&P500と値動きはとても似ていますが、わずかにハイリスク・ハイリターンの傾向があります。信託報酬は年率0.09372%以内と低コストです。

まつのすけ、今月のがっかり

 9月は軟調な傾向のため、新規獲得ポイントをしばらく保有し、月末におよそ半分を投下し、もう半分は温存しました。これはよかったのですが、既存の投資分はそのままでした。一時キャッシュ化するなどの投資行動まで踏み切れなかった結果、運用成績は9カ月ぶりにマイナスになったのが残念です。

 9月のFRB(米連邦準備制度理事会)発表後、ロングとショート・ポジションを比較したネット・レバレッジ比率は、大きくショートに振れて、その変化は2020年3月以来です。

 米国株に多数の新規空売りが入っており、一部の短期筋の統計ではナスダック(ナスダック総合指数)が純ショート(空売りがロングより多い)の領域まで到達しました。2020年3月同様に、今後は買い戻しによる株価上昇を期待できると考えています。

9月のポイ活実績:4万4,813ポイント

 9月はスマホアプリの「楽天ブラウザ」を新規導入しました。

 楽天ブラウザとは、楽天が提供するAndroidおよびiOS向けのスマホ用ブラウザアプリです。エントリー、アプリダウンロード、初めてポイントミッションで1ポイント以上獲得した人に、50ポイント贈呈のキャンペーンを開催しています。

 また、楽天が運営するポータルサイト「Infoseek」は、閲覧、おすすめをタップ、ブックマークからWebページにアクセスで、毎日各1ポイントを獲得可能。

 さらに検索エンジンを「楽天ウェブ検索」に設定したら、毎週1ポイントを得られます。月間で90ポイント以上を得ており、着実に役立ちます。

(まつのすけ)

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