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【2022(令和4)年4月4日】東京証券取引所、再編へ

トウシル / 2024年4月4日 7時30分

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【2022(令和4)年4月4日】東京証券取引所、再編へ

2022(令和4)年4月4日

東京証券取引所、60年ぶりに再編へ

 2022(令和4)年4月4日、東証(東京証券取引所)が、旧1部、2部、マザーズ、JASDAQ(スタンダード・グロース)から、「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」の3区分に再編されました。東証の再編は、旧東証2部を新設した1961年以来、60年ぶりのこととなります。

 これまで旧市場に上場していた各企業は、昨年中に「プライム」「スタンダード」「グロース」の3つから1つを選択して、東証に上場先を申請。2022年1月11日に、株式市場再編後の全上場企業の所属先が公表されました。

 上記3市場は、以前よりも上場維持基準が引き上げられ、基準を下回る企業がないか、定期的にチェックが入る仕組みになりました。さらに、3市場ごとに上場基準がそれぞれ設けられており、上場企業はその定められた水準を維持することが求められます。

東京証券取引所の外観には、再編後の3市場がすでに表示されている。
写真提供:日本取引所グループ

 プライム市場に上場予定なのは1,841社。現在、旧東証1部に上場していた2,185社のうち、約80%が移行しました。プライム市場は、「グローバルな投資家との建設的な対話を中心に据えた企業部向けの市場」(東証ホームページより)とされ、その上場基準は、「株主数800人以上、流通株式時価総額100億円以上」とされています。

 スタンダード市場は、旧東証1部からプライム市場に移った企業以外の約340社に、旧東証2部や旧ジャスダックから多くの企業が移管しました。スタンダード市場は、「公開された市場における投資対象として十分な流動性とガバナンス水準を備えた企業向けの市場」とされ、「株主数は400人以上、流通株式時価総額は10億円以上」となります。

 グロース市場は、主に旧マザーズ市場からの移管がほぼメイン。「高い成長可能性を有する企業向けの市場」とされ、「株主数は150人以上、流通株式時価総額は5億円以上」が水準とされています。

 また、旧東証1部に上場している株式全銘柄で構成されるTOPIX(東証株価指数)も、2025年1月末までに、段階的に見直しを予定しています。

*数字はすべて2022年3月現在。

2022年4月4日の日経平均株価終値は

27,736円47銭

(トウシル編集チーム)

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