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部屋が散らかる人は「片付けの3要素」を知らない 3つのうちどれが苦手か知ることが先決だ

東洋経済オンライン / 2023年11月15日 15時0分

整理整頓が苦手という方、必見です!(『片付けてるのに片付かないので、東大卒の整理収納アドバイザーに頼んだら部屋が激変した』マンガ:もなか)

せっかく部屋をきれいにしたのに、またすぐに散らかってしまう、という人は少なくないでしょう。東大卒の整理収納アドバイザーとして活躍中の米田まりなさんは、実は片付けには「3つの要素」があるといい、それを意識することでより片付けが上手くなっていくと言います。本稿では『片付けてるのに片付かないので、東大卒の整理収納アドバイザーに頼んだら部屋が激変した』から、片付けの3つのポイントをご紹介します。

東大卒に聞く、片付けのコツ

あなたは片付け、好きですか? 胸を張って「好きです!」と言える大人は、少ないはず。私が前職の株式会社サマリーで行った調査では、20〜50代のうち7割が「片付けを面倒だ」と感じていることが分かっています。

そもそも日本の教育上で、片付けを実践練習できるのは幼稚園が最初で最後。それ以降の片付けスキルは、各家庭で身につきます。

3歳児の9割「幼稚園でのお片付けは楽しい」

大人と異なり、幼稚園児は、集団での片付けを大いに楽しんで行っています。東京学芸大学の研究(*)によると、3歳児の約9割が「幼稚園でのお片付けは、嫌じゃない・楽しい!」と答えています。

お片付けを促すお歌や、先生の笑顔が「楽しい」と感じるほか、4歳・5歳と年齢があがると「楽しかった遊びの時間に一区切りをつけられる」と、自ら片付けを活用して行動にメリハリをつける児童もいるそうです。

幼稚園では、先生があらかじめ「ボール入れ」「コップ置き場」など、出し入れのしやすい定位置を定め、絶妙なタイミングで「片付けようね〜」とアシストをしてくれます。ロッカーにも見やすい名前のシールが貼ってあり、どこが定位置か、迷うことがありません。

このように定位置がビシッと定められた上で、そこに出したものを戻すことに集中できれば、私たち大人も幼稚園児のように片付けを楽しめるかもしれませんね。

ちなみに子どもは片付けを楽しめるだけでなく、整理収納アドバイザーの役割も、実は喜んで引き受けてくれることが多いです。お子様がいる方は、「親が子どもに片付けさせる」という関係性ではなく、片付けのやり方を習得して、相互に片付けを励まし合えるような関係を目指しましょう。

(*)「幼児は生活習慣行動をどのように受け止めているのか」2012年2月 東京学芸大学紀要 永瀬・倉持

米田 まりな:整理収納アドバイザー1級

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