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鶏の水炊き風スープ、旨すぎる一汁一飯の究極献立 忙しい年末に「賛否両論」笠原さんの簡単2品レシピ

東洋経済オンライン / 2023年12月1日 20時30分

年末の足音が近づいてきました。忙しい毎日には、手間のかからない料理が一番。とはいえ、風邪をひきやすい季節、栄養バランスにも気を配りたいものです。

そのような中、日本料理店「賛否両論」店主で、『和食屋が教える、旨すぎる一汁一飯 汁とめし』を上梓した笠原将弘さんは「おかずいらずな献立のススメ」として「一汁一飯」を提案。

①ほうっておくだけで旨いだしをとる。市販のだしでもOK
②好きな具を煮る。冷蔵庫の残りものも◎
③味つけする
④作った汁を炊いたごはんと一緒に味わって食べる

というシンプルかつ簡単な方法でも、食材の組み合わせを工夫すれば、「汁とめし」だけで究極の2品献立が完成すると言います。

同書の「汁物とごはん物の厳選レシピ」から「鶏の水炊き風スープ」について作り方をご紹介します。

「白めしが相棒」主役になる汁

「主役になる汁」というと作るのが大変そうに聞こえますが、ふだん作っている野菜の汁物に肉や魚介を加えるというスタンスで作ればいいので、まったく面倒ではありません。

【写真で見る】おいしさを引き出し時短になる一手間とは?

具だくさんになるからおかずも兼ねており、ごはんも白めしでいい。だから晩ごはんの準備はかえってラクになると思います。

たっぷり食べられるように、2人分の材料を少し多めにしているので、卓上に出せるなべで作って、なべ料理感覚で食べるのも楽しいものです。残ったら翌日の朝食にも活用できますね。

今回は「鶏の水炊き風スープ」をご紹介します。

■「鶏の水炊き風スープ」材料(2人分)
鶏手羽元 … 6本
白菜 … 200g
えのきだけ … 1/2袋
ねぎ … 1/3本
大根 … 100g
一味とうがらし … 少々

【A】
こぶ(だし用) … 3g
水 … 600㎖
酒 … 100㎖
塩 … 少々

【B】
薄口しょうゆ … 大さじ2
みりん … 大さじ1
塩 … 少々

【C】
酢、みりん、しょうゆ … 各大さじ1

「鶏の水炊き風スープ」の作り方

1 具の準備をする
・白菜の葉は3㎝四方、軸は5㎝長さの拍子木切りにする。
・えのきだけは根元を除いてほぐす。
・ねぎは斜め薄切りにする。
・手羽元は皮目を下にして置き、骨の両側に深く切り込みを入れる。

2 具を煮る
・なべにA、手羽元を入れて強火にかける。
・煮立ったら中火にしてアクを除き、20 分ほど煮る。
・煮汁が減ったら水を足す。
・白菜、えのきだけ、ねぎを加えて弱火にし、10 分ほど煮てこぶをとり出しBを加える。

3 仕上げる
・大根はすりおろして水けをしぼり、一味とうがらしを加えてまぜ、もみじおろしを作る。
・材料【C】をまぜてたれを作る。
・椀に2を盛り、もみじおろし、たれを添える。

ほぼ手間なしで完成

煮る時間は少し長いですが、なべに材料を入れて煮始めてしまったら、なべにおまかせでほぼ手間なしです。

コトコト煮る間に手羽元がやわらかくなって、スープはうまみがたっぷり。野菜は白菜のかわりにキャベツ、えのきだけのかわりにほかのきのこを使ってもいいですし、小松菜やせりなどの青菜を加えてもかまいません。

薬味にもみじおろしを用意して、辛みを利かせながらもさっぱりと食べるのがおすすめです。

笠原 将弘:「賛否両論」店主

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