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「"教育としてのアイドル"1期生」本音、聞いてみた 「初"高校生"正統派アイドル」直撃取材した回答

東洋経済オンライン / 2023年12月2日 9時1分

メンバー同じクラスの同級生としても3年間共に過ごす(写真:オルファス提供)

アイドル戦国時代と呼ばれてから十数年。日々数多くのアイドルがデビューし、その裏で多くのアイドルが辞めていく。

アイドルになる方法はオーディションやスカウトなどさまざまあるが、この度、新たな選択肢が加わった。

佐久長聖高校にパフォーミングアーツコース(アイドルコース)が設立されたのだ。専門のレッスンやグループの運営は(株)オルファスに委託されている。

そしてこの8月、同コースに入学した高校生たち6名がアイドルとしてデビューした。グループ名は「7限目のフルール」。

彼女たちはなぜアイドルを目指したのか、どうして高校でアイドルコースを設立したのか。この興味深い、佐久長聖高校の取り組みは一体どういったものなのだろうか。

メンバー、高校、そしてグループの運営を担うオルファスに聞いてみた。

*この記事の前半:「『アイドル育成コース』佐久長聖高校、驚きの挑戦」

名門私立高校で「アイドル育成コース」が誕生

佐久長聖高校(以下、佐久長聖)。長野県佐久市にある名門私立高校だ。

【写真/全員黒髪・6人組の正統派アイドル】アイドルに"青春"をかける!名門・佐久長聖高校生「7限目のフルール」その素顔は?

春夏合わせて10回甲子園に出ている野球部や全国大会で上位の成績を収めている陸上部、柔道部などスポーツ強豪校として有名な高校である。文武両道、進学校としても力を入れている。

そんな佐久長聖でこの春、パフォーミングアーツコースという新たなコースがスタートした。アイドル育成コース。「高校の教育の一環としてアイドル活動をする」という新たな取り組みである。

同コースの1期生、つまり1年生は6名。

岡澤唯(おかざわ・ゆい)さん
片岡和(かたおか・にこ)さん
勝見奏花(かつみ・そな)さん
高柳咲彩(たかやなぎ・さあや)さん
竹内花春(たけうち・はる)さん
丸山心優(まるやま・みゆう)さん。


いずれも地元長野県出身でこの春、佐久長聖に入学。

「好きな歌とダンスでたくさんの人に元気を届けたいと思って入学を決めました」(丸山さん)

「将来の夢がいろいろな方向にたくさんあるので、どんな職業にも就けるよう、興味のあった芸能と勉強が両立できるこの学校に入学しました」(岡澤さん)

「高校生活を送りながらレッスンを受けて、アイドル活動ができることに魅力を感じました。学業と自分の夢が両立できそうだったから入学しました」(勝見さん)

なぜこのコースに入ったのか、その理由も将来の夢もさまざまな子たちが同コースに集った。

アイドル以外の選択肢を持ち、勉強と両立させる

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