1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

年末の「音楽特番」、旧ジャニだらけの気になる事情 くっきりわかれるテレビ局の対応から見えるもの

東洋経済オンライン / 2023年12月2日 12時0分

(画像:「ベストアーティスト2023」公式サイトより)

2日19時から約4時間にわたる大型音楽特番「ベストアーティスト2023」(日本テレビ系)が放送されます。

【画像】2日19時からの音楽特番「ベストアーティスト2023」(日本テレビ系)には、旧ジャニーズからSixTONES、Snow Manなど、5組のアーティストが出演

出演者が発表されたとき、「SMILE-UP.の所属タレントが多数出演すること」がネット上の注目を集めました。今年の同特番は、総合司会を櫻井翔さんが務めるほか、King & Prince、SixTONES、Snow Man、Sexy Zone、なにわ男子の5組が出演します。

日本テレビの姿勢を疑問視する声

一方、11月13日に発表されていた「第74回NHK紅白歌合戦」(NHK総合)のSMILE-UP.の所属タレント出演者は0組。NHKと日本テレビが真逆の方針を採ったことがさまざまな反響を呼び、なかでも日本テレビの姿勢を疑問視する声が目立ちはじめています。

さらに今後の波乱を予感させるのは、これから各局の大型音楽特番が次々に放送されていくこと。6日・13日放送の「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)を筆頭に、まだ正式発表されていない「ミュージックステーション SUPER LIVE2023」(テレビ朝日系)、「CDTV ライブ!ライブ!クリスマスSP」(TBS系)なども含め、その内容によってはSMILE-UP.と各局への批判が再燃しそうなムードが漂っています。

実際のところ、年末年始の特番をめぐる各局の動きには、どんな思惑やどんなリスクがあるのでしょうか。

日本テレビに対する批判の声がワンランク上がったのは、11月27日に行われた定例会見における石澤顕社長と福田博之専務のコメント。11月22日に「被害者へ補償内容の連絡を開始した」などの救済がはじまったことを確認しつつ、それがさらに進まなければ新たな契約はしないという方針をあらためて明かしました。ここまではNHKとほぼ同じ対応であり、批判される要素はないでしょう。

しかし、それならなぜ「ベストアーティスト2023」に計6組もの所属タレントが出演するのか。石澤社長と福田専務は、レギュラー番組と同様の扱いで新規契約には当たらないという基準を明かしたほか、「新しい契約については境目をつけることが難しいものもある」などと釈明しました。

さらに、「(音楽特番の出演者選考や契約などの基準が)NHKとは考え方が違うかもしれない」「SMILE-UP.の対応が進んでいることを確認できている」などのコメントもあって、「それはおかしい」などと異議を唱える声が続出しています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください